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フィルタリング フィルタリング

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

フィルタリング

データをふるいにかけて分類すること。ネットワークにおいては、指定した条件によって通信を許可するか遮断したりする機能を指す。迷惑メールやスパムを隔離する電子メールのフィルタリング機能、有害サイトへのアクセスを制限するコンテンツ・フィルタリング、ネットワークへの不正侵入を防止するパケット・フィルタリングなどがある。企業や組織のネットワークでは、セキュリティー方針に照らして、何を許可し、何を遮断するかのルールを決めておく必要がある。これをフィルタリング・ポリシーという。

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パソコンで困ったときに開く本の解説

フィルタリング

基本的には、コーヒーを濾過するフィルタのように多くのデータから条件に合うものだけを取り出す処理のことです。インターネット上にある好ましくないサイトの閲覧を制限するソフトは、「フィルタリング・ソフト」と呼ばれています。

出典|(株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本パソコンで困ったときに開く本について | 情報

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

フィルタリング

主に子どもを対象に、インターネットサイトへの接続を制限するサービス。サイトの健全性を審査する「モバイルコンテンツ審査・運用監視機構」の認定がない出会い系やアダルトなどのサイトへの接続を制限するのが「ブラックリスト方式」。このほか、すべてのサイトを制限する「全制限」、各携帯電話会社公認のサイトだけ接続できる「ホワイトリスト方式」の計3種が主流となっている。

(2011-12-24 朝日新聞 朝刊 岡山全県 1地方)

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デジタル大辞泉の解説

フィルタリング(filtering)

選別すること。濾過(ろか)すること。
インターネットなどで、未成年にふさわしくない有害な内容のウェブサイトにアクセスできないようにすること。→フィルタリングソフトフィルタリングサービス
パケットフィルタリング
電子メールフィルタリング
データベースなどで不要なデータを取り除き、特定の条件に合うデータを取り出すこと。

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大辞林 第三版の解説

フィルタリング【filtering】

選別し、不要なものを取り除くこと。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フィルタリング
ふぃるたりんぐ
filtering

特定のサイトへのアクセスを制限するサービス。もともとはある条件を定めて選別したり、取り出したりすることで、濾過(ろか)を意味する英語である。ICT(情報通信技術)においては、さまざまなフィルタリング機能が用いられており、おもにセキュリティ対策と、電子商取引サイトなどにおける嗜好(しこう)性分析などの分野で一般に利用されている。セキュリティ対策におけるフィルタリングは、利用者のやりとりする情報を制限するために用いられ、ブロッキングともよばれる。プロバイダーや携帯電話事業者、セキュリティソフトなどによって提供されており、フィルタリングサービスと総称される。
 代表的なフィルタリングサービスは以下の二つである。(1)インターネットフィルタリングサービス おもに未成年者が不適切なウェブサイトやコンテンツを閲覧しないように、URL情報や分類情報をもとに特定のウェブサイトへの接続を制限する機能。閲覧制限、ウェブフィルタリング、URLフィルタリング、コンテンツフィルタリングなどともよばれる。(2)電子メールフィルタリングサービス 特定の条件を設定し、受信メールなどを選別する機能。おもに広告や勧誘などの目的で配信されるスパムメール(迷惑メール)の選別、コンピュータウイルスに感染するおそれのある添付ファイルや危険なウェブサイトのリンク情報を自動的にチェックし、閲覧したり添付ファイルを開封したりしないように選別する。
 なお、インターネットフィルタリングサービスの一種として、携帯電話やスマートフォンを利用する未成年者が、ポルノサイトや出会い系サイトなどの情報にアクセスしないように、携帯電話事業者が特定のサイトの閲覧をブロックする「有害サイトアクセス制限サービス」が無料で提供されている。携帯フィルタリング、携帯電話フィルタリングともいう。その仕組みは、ホワイトリスト方式とブラックリスト方式に大別される。ホワイトリスト方式は、携帯事業者提供リスト方式ともよばれ、一定の基準を満たしたウェブサイトを携帯電話事業者がリスト化し、そのリストに含まれるサイトだけを閲覧することができる。一方、ブラックリスト方式は、特定分類アクセス制限方式ともよばれ、原則としてすべてのサイトにアクセスできるが、有害と認められたサイトへのアクセスを制限するものである。それぞれ一長一短があり、各携帯電話事業者ではこれらの代替機能や複合的に用いるフィルタリング機能として、ウェブサイトへのアクセスを利用時間帯で制限する時間帯制限、学齢別の推奨設定による制限、閲覧制限対象を個別のサイトやカテゴリーごとに設定する個別フィルタリング設定などを提供し、保護者による適切な選択と設定を促している。
 このような未成年者向けのフィルタリングサービスは、2009年(平成21)4月に施行された「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」(平成20年法律第79号)に基づくもので、未成年者の利用においては、原則としてフィルタリングサービスを設定することが定められている。2015年3月時点での有害サイトアクセス制限サービスの利用数は約755万6300件。未成年者へのスマートフォンなどの普及は進んでいるが、フィルタリング機能の利用数は横ばいで推移している状況である。
 また、電子商取引サイトやインターネットにおける広告表示の分野では、フィルタリング機能が飛躍的に浸透している。これは利用者が閲覧したウェブサイトや購入した商品情報をもとに、あらかじめ設定された属性と同じグループに属する別の商品の情報を提供するものである。このようなフィルタリングには、コンテンツベースフィルタリングや協調フィルタリングとよばれる技術が用いられている。[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

世界大百科事典内のフィルタリングの言及

【住宅政策】より

…中・高所得層が自助努力によって,戦後住宅事情を飛躍的に向上させたことは確かである。しかし住宅改善の下向波及(フィルタリング・プロセス)がうまく機能せず,低所得層,それも非白人層の住宅事情が低位に据えおかれている。第3は公・民中間型のものである。…

※「フィルタリング」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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