コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

フィールディング フィールディング Fielding, Henry

11件 の用語解説(フィールディングの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フィールディング
フィールディング
Fielding, Henry

[生]1707.4.22. サマセットシャー,グラストンベリー近郊
[没]1754.10.8. リスボン
イギリスの小説家,劇作家。一時オランダライデン大学で学ぶ。初め喜劇『恋の種々相』 Love in Several Masques (1728) で劇壇に入り,風刺喜劇『トム・サム』 Tom Thumb (30) で人気を博したが,検閲令のため劇作を断念して法律を学び,治安判事となり,また新聞経営にも従事した。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

フィールディング
フィールディング
Fielding, Sarah

[生]1710
[没]1768
イギリスの女流作家。 H.フィールディングの妹。『デービッドシンプル』 David Simple (1744) ,イギリスで最初の児童向け小説『女教師』 The Governess (45) などの作品がある。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

フィールディング
フィールディング
Fielding, William Stevens

[生]1848.11.24. ノバスコシア,ハリファックス
[没]1929.6.23. オタワ
カナダの政治家。ノバスコシア州首相 (在任 1884~96) 。 1864年ハリファックスの『モーニングクロニクル』紙に入社。ジャーナリストとして名を揚げたのち,82年州議会に当選して政界に入る。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

フィールディング(fielding)

野球で、野手の守備行為。また、その方法・技術。

フィールディング(Henry Fielding)

[1707~1754]英国の小説家。劇作から小説に転じ、鋭い洞察力により、笑いのなかに人間性の問題を追求。「英国小説の父」と称される。作「ジョーゼフ=アンドルーズ」「トム=ジョーンズ」など。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

フィールディング

英国の作家。貴族の出身で法律家。判事としても活躍,新聞発行もした。初め道化劇,風刺劇を書いたが小説に転じ《ジョゼフ・アンドルーズ》(1742年),《大盗ジョナサンワイルド》(1743年),《トム・ジョーンズ》(1749年)などの傑作を残した。
→関連項目写実主義悪者小説

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

フィールディング【Henry Fielding】

1707‐54
イギリスの劇作家,小説家,治安判事。貴族の血をひく紳士階層の家に生まれ,イートン校を卒業。1728年,処女作上演後,オランダのライデン大学に学び,翌年ロンドンに帰って劇作家として活躍する。20以上の作品が上演されたが,笑劇が多く,その中には《作家の笑劇》《トム・サム》(ともに1730),《落首》(1736),《1736年歴史記録》(1737)などがあり,これらは当時のウォルポール内閣に反対する政治風刺を含んでいた。

フィールディング【William Stevens Fielding】

1848‐1929
カナダの政治家。W.ローリエ自由党内閣の蔵相(1896‐1911),およびW.L.M.キング自由党内閣の蔵相(1921‐25)。ノバ・スコシア州の首相として敏腕を振るい,ローリエに請われて入閣。フィールディング関税(保護関税イギリス帝国への特恵)を採用して景気振興に貢献した。1917年の徴兵問題で連合内閣を支持してローリエとたもとを分かちその後継者となれなかったが,第1次世界大戦終了とともに自由党に復帰した。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

フィールディング【fielding】

野球で、打球を処理する動作。守備。

フィールディング【Henry Fielding】

1707~1754) イギリスの小説家。複雑な筋、魅力的な人物描写、健康な笑いが特色。代表作「トム=ジョーンズ」「アミーリア」

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フィールディング
ふぃーるでぃんぐ
Henry Fielding
(1707―1754)

イギリスの小説家。4月22日、サマーセットシャの名門の家に生まれる。幼時は裕福に育ったが、11歳で母に死なれ、父が再婚したあとはかならずしも家庭的に恵まれなかった。イートン校に学んだが、イギリスの大学には進まず、1728年、処女戯曲『恋の種々相』をロンドンで上演させたのち、オランダのライデン大学に入学して1年半ほど在籍、主として古典文学を学んだ。以後ロンドンに定住、30年から37年までに大小二十数編の戯曲を書き、一時は自ら一劇場の経営にもあたって、劇壇での地位を築いた。劇作では『トム・サム一代記』(1730)あたりが有名。当時は政治風刺の脚本が多く、彼もそのほうに手腕を発揮したため、時のウォルポール内閣はこれに恐れをなして、37年「検閲令」を制定、かつ劇場の多くを閉鎖させ、彼の劇壇活動は、執筆、劇場経営ともここで頓挫(とんざ)の憂き目をみた。この年法律の勉強を始め、40年法律家として登録、以後死ぬまで表芸は法律家であり、48年以後はロンドンの判事となった。
 文筆のほうでは1739年秋から『チャンピオン』という週3回発行の新聞に健筆を振るい、かつその経営にもあたった。なお彼はこののち小説家として名をなしてからも、新聞を経営、同時に定期的執筆をした時期が三度ある。45~46年の『真の愛国者』新聞、47~48年の『ジャコバイト』新聞、52年の『コベント・ガーデン』新聞がそれである。
 1740年、S・リチャードソンの小説『パミラ』の成功に刺激あるいは反発を感じて、翌41年戯作(げさく)『シャミラ』(『にせパミラ』の意)を匿名で発表、さらに42年、小説としての第一作『ジョーゼフ・アンドルーズ』を書いた。主人公はパミラの実弟という趣向で、リチャードソンを揶揄(やゆ)する書き出しだが、序文で自作を「散文による喜劇的叙事詩」と宣言し、人間の笑うべき虚偽を暴露する作品を標榜(ひょうぼう)して、リチャードソンとはまったく別の芸術境を開拓し、すこぶる好評を得て、以後リチャードソンと生涯の好敵手というべき関係になった。雄編『トム・ジョーンズ』(1749)も同じ趣旨の執筆だが、規模も大きく、首尾も整い、人間をみる目も肥えて、彼の代表作となった。ほかに、実在の人物をモデルにした『大盗ジョナサン・ワイルド伝』(1743、改版1754)と『アミーリア』(1751)の両作があるが、どちらも前記二作に及ばない。リチャードソンが女性心理の描写を得意としたのに対し、彼はきびきびした男性を縦横に活躍させた。女性を主人公とした『アミーリア』は、リチャードソンへの対抗意識から生まれたかもしれないが、やはり彼の本領ではなかった。判事職が板についたための教訓癖も目だつ。しかし前記二作でイギリス小説確立期の代表作家たる地位は揺るがない。晩年は痛風に苦しみ、職を辞してリスボンに保養の旅に出かけたが、54年10月8日、同地で客死した。墓はいまも同地にある。『リスボン航海日記』(1755)は死後出版。このほか、判事の立場から犯罪防止のための建白なども執筆している。[朱牟田夏雄]
『朱牟田夏雄著『フィールディング』(1966・研究社出版) ▽田能口盾彦訳『シャミラ』(1985・朝日出版社)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のフィールディングの言及

【トム・ジョーンズ】より

…イギリスの小説家H.フィールディングの代表的小説。全18巻。…

※「フィールディング」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

フィールディングの関連キーワードカセットブックゲットセットフルセットサマセットハウスセットインベネゼルサマセット公サマセット[島]サマセット,E.サマセット平野

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone

フィールディングの関連情報