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フリップフロップ回路 ふりっぷふろっぷかいろ

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

フリップフロップ回路

0と1の2種類の安定状態を持ち、入力された状態を保持し、出力し続ける回路。1つのフリップフロップ回路で1ビットのデータを保持できる。双方向マルチバイブレータ、双安定回路とも呼ぶ。

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デジタル大辞泉の解説

フリップフロップ‐かいろ〔‐クワイロ〕【フリップフロップ回路】

《flip-flopは、とんぼ返りの意》2個のトランジスターを対称的に結線した形をなす回路で、一つの入力に対して常に二つの安定した出力状態を発生・保持し、次の反対の入力によって状態間の切り替わりが起こる回路。コンピューターデジタル計器に使用。

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百科事典マイペディアの解説

フリップフロップ回路【フリップフロップかいろ】

コンピューターの計算回路に用いられる素子で,2個のトランジスターからなる一種の記憶回路。もっとも基本的な回路の一つで双安定トリガー回路ともいう。1ビットの記憶容量をもつ。
→関連項目論理回路

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世界大百科事典 第2版の解説

フリップフロップかいろ【フリップフロップ回路 flip‐flop circuit】

双安定マルチバイブレーターのこと。対等な二つの安定状態をもつので,二進的ディジタル電子機器のもっとも重要な構成要素となる。スタティック半導体メモリーを使用するコンピューターはその80%以上がフリップフロップ回路の集合体である。メモリー用のフリップフロップ回路はトランジスターを2個組み合わせた簡単なものである(図1)。論理回路用は以下に示す各種のものがあるが,それらは,NAND(ナンド)ゲートやNOR(ノア)ゲートを環状に接続した図2の回路が基本構造となる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フリップフロップ回路
ふりっぷふろっぷかいろ
flip-flop circuit

マルチバイブレーターの一種。双安定マルチバイブレーター、または二安定マルチバイブレーターという。[編集部]

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世界大百科事典内のフリップフロップ回路の言及

【記憶装置】より

… 半導体メモリーは素子の種類によってSRAM(スタティックRAM,エスラム),DRAM(ダイナミックRAM,ディーラム)などに分類される。SRAMは,シーソーのような二つの安定状態をもつフリップフロップ回路によって,1ビットの情報を電圧のかたちで記憶する。DRAMは情報をコンデンサー上の電荷の有無のかたちで記憶する(図1-a参照)。…

【マルチバイブレーター】より

…一方の安定状態を定める入力が加えられると,次に他方の安定状態を定める入力が加えられるまでその状態を保持する回路となる。この回路が双安定(2安定)マルチバイブレーターで,一般にフリップフロップ回路と呼ばれ,二つの安定な状態をそれぞれ二進情報の1あるいは0に対応させて1ビットを記憶させることができ,ディジタル論理回路のもっとも重要な基本回路である。状態を反転させる入力のことをトリガー入力と呼ぶ。…

※「フリップフロップ回路」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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