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ブエナベントゥラ Buenaventura

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ブエナベントゥラ
Buenaventura

コロンビア西部,バイェデルカウカ州西部の都市。州都カリの北西約 80km,太平洋岸の港湾都市で,ブエナベントゥラ湾内の小島カスカハル島にある。 1540年建設。高温多雨の低湿地帯にあり,交通の便も悪かったため,長い間あまり発展しなかったが,1930年代に内陸部と結ぶ道路が改良され,道路輸送による貨物が増加してから急速に発展,港湾施設が近代化され,空港も建設された。現在同国の太平洋岸の主要港で,おもに肥沃なカウカ谷に産するコーヒー,砂糖,綿花などの農産物と,北のチョコ州に産する金,白金の大部分を積出す。漁港でもあり,冷凍エビが輸出される。カウカ谷の中心地カリを経て内陸部諸都市と鉄道,道路で連絡。人口 17万 4397 (1985) 。

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デジタル大辞泉の解説

ブエナベントゥラ(Buenaventura)

コロンビア西部、バジェ‐デル‐カウカ県の都市。太平洋岸のブエナベントゥラ湾内にあるカスカハル島に位置する。16世紀半ばに建設。マラリアのため長らく発展しなかったが、20世紀に熱帯病対策が進み、同国を代表する港湾都市になった。鉄道でカリと結ばれ、コーヒー・砂糖・綿花などの積出港となっている。

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百科事典マイペディアの解説

ブエナベントゥラ

コロンビア西部,太平洋岸の港湾都市。19世紀後半,付近にバナナ農園が開設され,1914年パナマ運河の開通カリへの鉄道の開通によって発展。コーヒー輸出量の大部分がここで扱われる。

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世界大百科事典 第2版の解説

ブエナベントゥラ【Buenaventura】

コロンビア,太平洋岸最大の港湾都市。人口26万6988(1995)。1540年同名の湾内のカスカハル島に創設された。植民地時代は高温多雨の自然条件とマラリアのため発展しなかったが,19世紀後半,付近にバナナ農園が開設され多少にぎわいを見せだした。1914年のパナマ運河開通と,カリへの鉄道開通によって都市は発展を始め,今日ではコーヒーの輸出量の大部分がここで扱われる。【上谷 博】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ブエナベントゥラ
ぶえなべんとぅら
Buenaventura

南アメリカ北西部、コロンビア西部の太平洋岸にある港湾都市。人口26万3137(1999)。ブエナベントゥラ湾湾奥のカスカハル島に位置する同国第二の貿易港で、干満の差が大きく沖荷役(にやく)が長く行われてきたが、港湾施設の建設が進んでいる。カウカ川河谷とマグダレナ川河谷の上・中流域を後背地にもち、コーヒー、砂糖、エビ、皮革などを輸出。年平均気温29℃、年降水量6600ミリメートルでマラリアなどの熱帯病が多く、ロックフェラー財団の援助でマラリア対策が普及し町の発展に寄与した。[山本正三]

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