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ベジャ族 ベジャぞくBeja

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ベジャ族
ベジャぞく
Beja

アラビア語ではブジャ族 Bujahという。紅海からナイル川およびアトバラ川の間のアスワンからエリトリア高原にかけて住む遊牧民ハム諸語に属するト・ベダウィ語を話す。人口約 170万と推定される。前 4000年以前から現在の地に住んでいた民族の子孫といわれている。形質的特徴は低身長,褐色の皮膚,巻毛などであるが,北部の住民は,アラブ人アルメニア人,黒人との混血の特徴を示す。 13世紀以降はイスラム教徒である。父系制社会で親族組織はアラブ人のものに似ている。一夫多妻婚であるが平行いとこ婚が望まれる。少年は割礼を,少女は陰核除去を受ける。

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世界大百科事典 第2版の解説

ベジャぞく【ベジャ族 Beja】

スーダン民主共和国北東部の部族。居住地は約30万km2の砂漠,半砂漠,サバンナの地域。人口約62万。おもにビシャリン,アマラル,ハデンドゥワ,ベニ・アメル,ハレンガの5グループからなり,それぞれ異なった系譜認識のうえに立ち,戦争時にも同盟を組むことはめったにない。唯一の共通性は,一つの言語トゥ・ベダウィを話すことである。起源に関する明確な歴史的証拠はないが,この地域とくに紅海側の山岳地域の古代住民が,古代エジプト王朝,アクスム王国,イスラム以前のアラブ等と接触があったらしい,という歴史的根拠はいくらか残っている。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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