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ベブレン ベブレン Veblen, Thorstein (Bunde)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ベブレン
ベブレン
Veblen, Thorstein (Bunde)

[生]1857.7.30. ウィスコンシンマニトウォク
[没]1929.8.3. カリフォルニアメンロパーク近郊
アメリカの経済学者,社会学者。ノルウェー系移民の農家に生れ,エールコーネル両大学で学ぶ。シカゴスタンフォードミズーリ各大学で教えたのち,1918年雑誌『ダイアル』 The Dialを編集。

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デジタル大辞泉の解説

ベブレン(Thorstein Bunde Veblen)

[1857~1929]米国の経済学者・社会学者。経済制度の進化過程を追究・分析し、制度学派の創始者とされる。著「有閑階級の理論」「企業の理論」など。

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百科事典マイペディアの解説

ベブレン

米国の経済学者,社会思想家制度学派の祖。シカゴ大学等の教職を歴任。社会・経済制度の進化論的研究こそ経済学の対象であるとして,有用財の生産よりも利潤極大をめざす企業者のつくりだす経済制度や議会制度の弊害を指摘した。
→関連項目テクノクラシー

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世界大百科事典 第2版の解説

ベブレン【Thorstein Bunde Veblen】

1857‐1929
ノルウェー系のアメリカの経済学者で,制度学派の創始者。ウィスコンシン州片田舎カトーに生まれ,ジョンズ・ホプキンズ大学,イェール大学で哲学,人類学,社会学,経済学を学んだ。その後シカゴ大学,スタンフォード大学などで教える。 ベブレンのいう〈制度〉とは慣習の体系のことであって,また〈慣習〉とはいろいろの象徴的な意味が社会的に共有され定型化されたもののことである。この意味での制度が歴史的に生成し,発展し,瓦解していく過程を,おもに進化論的な見地に立って叙述したのがベブレンの仕事であり,その代表的なものとして《有閑階級の理論》《営利企業の理論》とがある。

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大辞林 第三版の解説

ベブレン【Thorstein Bunde Veblen】

1857~1929) アメリカの経済学者。経済学を現実的・動態的理論とするためには社会・経済制度の累進的進化の過程の究明が必要だと主張し、制度学派の始祖となった。著「有閑階級の理論」「企業の理論」など。

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世界大百科事典内のベブレンの言及

【衒示的消費】より

…たとえば,きわめて高価な商品を社会的威信をうるために消費するような現象がそれにあたる。T.ベブレンが《有閑階級の理論》(1899)でこうした種類の消費を論じたことにちなみ,〈ベブレン効果Veblen effect〉ともよばれる。ベブレンによれば,上層階級は生活維持のための労働を免れており,政治,軍事,宗教,スポーツあるいは学問などの活動にもっぱら従事する。…

【制度学派】より

…アメリカにおいて19世紀末から20世紀初頭にかけて,T.ベブレンを先頭にして形成された経済学の学派をさす。1870年代以降,アメリカ経済は,活発な技術進歩と南西部の広大な国内市場とを背景にして,とくに工業部門で急激な成長期にあったが,同時に,新たに多様な社会問題をも発生させた。…

【テクノクラシー】より

…能率と公正がその基本理念であった。 テクノクラシーの思想をはじめて体系的なかたちで述べたのは,アメリカの社会学者T.ベブレンである。ベブレンは1921年,《技術者と価格制度》という小冊子を発表し,産業全体の運営権を,利己的な目先の金もうけにしか関心がない実業家の手から,能率的・合理的思考を身につけ,勤勉で,全体の利益を重んずる技術者の手へと,移すべきであると述べた。…

【歴史学派】より

…分析に対する総合の観点,静態的世界観に対する動態的世界観,個人を孤立させてとらえるのでなくそれを社会との相互関係においてとらえる見方,歴史学派を特徴づけるこのような要素は社会科学においてはやはり重要である。T.ベブレンは歴史学派の影響を受けそれを理論面で修正発展させた数少ない経済学者の一人であるが,彼が歴史学派から受け継いだのはまさにこれらの要素であった。彼もやはり古典派や新古典派の静態的な経済社会理論を手厳しく批判する。…

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