ベラルーシ語(読み)ベラルーシご(英語表記)Belorussian language

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ベラルーシ語
ベラルーシご
Belorussian language

ベラルーシやポーランドに約 1000万人の話し手をもつ言語。ロシア語 (大ロシア語) やウクライナ語とともに,スラブ語派の東スラブ語群をなす。文献のうえで独自の特徴を示しはじめるのは 16~17世紀である。ソ連時代に文章語が急速に発達し,現在,ベラルーシ公用語になっている。

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百科事典マイペディアの解説

ベラルーシ語【ベラルーシご】

インド・ヨーロッパ語族の東スラブ語(スラブ語派)に属する言語。白ロシア語とも。ベラルーシ共和国の公用語。14世紀から16世紀ベラルーシがリトアニア領であったころに使用されていたが,ポーランド領,ロシア領の時代には衰退し,20世紀になって,ロシア革命後に復活した。ポーランド語リトアニア語からの借用語が多い。キリル文字(ロシア文字)を用いる。
→関連項目ウクライナ語ベラルーシ

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世界大百科事典 第2版の解説

ベラルーシご【ベラルーシ語 Belaruskaya mova[ベラルーシ]】

ベラルーシ共和国の基本住民をなすベラルーシ人の言語。かつて国・民族・言語とも白ロシアとよばれたが,1950年代以降ベロルシアとする慣行が国際的に確立したが,ソ連解体とベラルーシ独立によりこう呼ばれるようになった。旧ソ連領内でこれを母語とする人口は約1000万(1989)であるが,海外に100万程度のベラルーシ語人口が見こまれている。ロシア語,ウクライナ語とともにスラブ語派中の東スラブ語のグループを形成するが,その分化・発達は15世紀以降のことで,それまでこの3者は古ロシア語として一体性を保っていた。

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