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ベルニエ ベルニエBernier, François

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ベルニエ
Bernier, François

[生]1620.9.25/26. ジュエ
[没]1688.9.22. パリ
フランスの医師,旅行家。アンジュー地方の中産農民の家に生れ,青年時代ヨーロッパ大陸を旅行。哲学者 P.ガッサンディに学ぶ。 1652年,モンペリエ大学医学博士号取得。 56年エジプトに旅行し,57/8年から 67/8年までインドに滞在。シャー・ジャハーン帝末期の王位継承争いを見聞し,アウラングゼーブ帝の初期,その宮廷に接近。帰国後見聞録である『旅行記』 Voyages de François Bernier (4巻,1670~71) を出版。

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世界大百科事典 第2版の解説

ベルニエ【François Bernier】

1620‐88
フランスの医師,旅行家。中部フランスのジュエに生まれる。パリのクレルモン校でモリエールと同級であり,モリエールの親友シャペルChapelle(詩人。1626‐86)の教育にあずかった。ガッサンディの弟子となり,後に医師として彼の最期をみとることとなる。モンペリエ大学で医学を学び,1652年博士号を取得。その後しばらくしてパレスティナ,エジプト,エチオピアを歴訪,58年インドに達しムガル帝国で王の侍医として過ごし,67年帰国した。

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世界大百科事典内のベルニエの言及

【人種】より

…新大陸の征服者スペイン人の中には,原住民インディアンがキリスト者でないから人間ではなく自分たちの奴隷としてよいと考える人と,キリスト教をよく解するから,同じ人間であり虐待してはならないと考える人に分かれ論争が行われた。 1684年にベルニエF.Bernierは,旅行者たちの知識を総合して,ヨーロッパ人に似た人がインドまで分布していること,アフリカに黒人が住み,東部アジアにはこれらと異なる人が住んでいることを記載した。raceという語を現代的に使用した最古の例は彼の著書だとされる。…

※「ベルニエ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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