ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ペッペルマン」の意味・わかりやすい解説
ペッペルマン
Pöppelmann, Matthäus Daniel
[没]1736.1.17. ドレスデン
ドイツの建築家。ドレスデンで活躍。最初は彫刻家であったが,1705年ザクセン選帝侯に仕え,宮殿の建築に従事。フリードリヒ・アウグスト1世の命を受けて,ローマで C.フォンタナ,ウィーンで J.ヒルデブラントの建築を学び,その成果がツウィンガー祭典広場 (ドレスデン) として結実。ドイツ・バロック建築の最高傑作として知られる。ドレスデンの日本宮殿 (1715~17) ,ピルニッツ宮殿 (20~32) なども手がけた。
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