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ホウキタケ

4件 の用語解説(ホウキタケの意味・用語解説を検索)

栄養・生化学辞典の解説

ホウキタケ

 [Ramaria botrytis].ラッパタケ目ホウキタケホウキタケ属キノコで,食用にする.

出典|朝倉書店
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百科事典マイペディアの解説

ホウキタケ

北半球の温帯に広く分布するホウキタケ科のキノコ。秋,山林内の地上に発生。全体に塊状肉質で裂けやすく,高さ幅とも10cm内外。円柱状の太い柄の先が分岐して無数の小枝となり,下部は白色,上部は淡紅色で表面に担子胞子をつける。

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世界大百科事典 第2版の解説

ホウキタケ【Ramaria botrytis (Fr.) Rick.】

担子菌類ヒダナシタケ目ホウキタケ科の食用キノコ(イラスト)。ネズミタケともいう。共通の太い茎から幾回も枝を分け,上端は細かい枝がびっしりと並ぶ。高さも幅も10~15cm,枝先は淡紫紅色,その他は白い。味のよいすぐれた食用キノコとして広く親しまれる。ホウキタケ属Ramariaには種類が多く,ホウキタケのように無数に枝分けをするもの,枝が少ないもの,棒状で枝を分けないもの,1本ずつはえるもの,束になってはえるものなど形に変化は多く,大小,色などもさまざまあり,種類はきわめて多い。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ホウキタケ
ほうきたけ / 箒茸
[学]Ramaria botrytis (Fr.) Ricken

担子菌類、マツタケ目ホウキタケ科の食用キノコ。ネズミタケともいう。ホウキタケの形態は、いわゆるキノコ形ではなく、全体が樹枝状またはサンゴ状となる。径3~5センチメートルの太くて白い茎から、しだいに上のほうに枝を分け、先端部は無数の小枝が集合する。上から見る形はカリフラワー状で、枝先が淡紫ないし淡紅色で美しい。キノコは、高さ、径ともに15センチメートル余りである。胞子は全面にかすかに縦じわ状の筋模様を帯び、長楕円(ちょうだえん)形。胞子紋は黄土色。広葉樹林の菌根菌であり、秋、地上に発生する。ネズミタケの名は、枝の先端をネズミの足に見立てたことに由来し、スペインでも同じような名前でよばれている。フランスでは「ニワトリの足」という意味の名をもっている。[今関六也]

ホウキタケ科のキノコ

ホウキタケ科のキノコは、樹枝状のものから枝を分けない棒状のもの(単一型)まであり、その形は変化に富む。従来はヒダナシタケ目に分類されていたが、最近では、アンズタケ科とともにマツタケ目に置かれることが多い。これは、キノコ類の分類にはまだ定説がなく、学者によって意見が異なるためともいえる。ホウキタケ型の菌は世界で800種ほどが記録されている。日本での研究は著しく遅れているため、15属75種ほどにとどまるが、これは実存のなかば以下と推定される。日本でみられるホウキタケ科のキノコには次のようなものがある。(1)枝を分けない単一型 シラウオタケ、ナギナタタケ、ムラサキナギナタタケ、シロソウメンタケ、スリコギタケなど。(2)樹枝型 ホウキタケ、コガネホウキタケ、キホウキタケ、ハナホウキタケ(毒)、ムラサキホウキタケなど。九州の別府(べっぷ)から阿蘇(あそ)にかけての笹(ささ)原に生えるササナバとよばれるキノコは、ホウキタケ型の菌で、美味な食菌として珍重されている。
 なお、日本でホウキタケ科として一括している菌は、欧米の専門学者によると三つ以上の科に分けられ、系統的にも異質のものとされる。このため、日本のホウキタケ科の分類には、やがて大きな変化がおこることも予想されている。[今関六也]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内のホウキタケの言及

【キノコ(菌∥蕈∥茸)】より

…近世初期に刊行された《料理物語》には,以上のもののほかに,〈初茸〉〈いくち〉〈よしたけ〉〈木くらげ〉〈かうたけ〉〈鼠茸(ねずたけ)〉の名が見える。このうち,〈いくち〉はなん種類かの集合名ともいわれるが,次の〈よしたけ〉とともに実体不明,〈かうたけ〉はコウタケで,革茸,皮茸などと書き,〈鼠茸〉はホウキタケの別称である。【鈴木 晋一】。…

※「ホウキタケ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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