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ホドラー ホドラー Hodler, Ferdinand

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ホドラー
ホドラー
Hodler, Ferdinand

[生]1853.3.14. ベルン
[没]1918.5.20. ジュネーブ
スイスの画家。ジュネーブで学び,1878年マドリードを訪問。 79年よりジュネーブに定住。初期には G.クールベ印象派の影響のみられる自然主義的な作品を描いた。 80年後半から作風が変り,瞑想的で象徴的な作品を残し,同一の形態を反復して描く「平行の原理」を確立して独自の画風を打立てた。

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デジタル大辞泉の解説

ホドラー(Ferdinand Hodler)

[1853~1918]スイスの画家。輪郭線を強調した平面的構図で観念的、象徴的な世界を描き、表現主義の先駆者とされる。

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百科事典マイペディアの解説

ホドラー

スイスの画家。ベルン生れ。フランスの自然主義と印象主義の影響を受けたのち,線的で平面的な描写の中に寓意(ぐうい)や象徴性を盛り込んだ独自の画風を築き,表現主義の先駆者とみなされる。

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世界大百科事典 第2版の解説

ホドラー【Ferdinand Hodler】

1853‐1918
スイスの画家。ベルン生れ。ジュネーブで学び,以後も生涯の大半を同地で過ごした。写実的風景画の技法を学んだのち,写実を基盤としつつ,大胆な装飾性を取り入れたモニュメンタルな人物画の様式を確立し,1890年の代表作《夜》で世に知られた。その後,平面的な色彩と表現力の強い線によって象徴的な内容を表す多くの人物画を描いたが,他方スイス・アルプスの山々の堂々とした姿を大胆な色彩と線によって表した風景画も高く評価されている。

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大辞林 第三版の解説

ホドラー【Ferdinand Hodler】

1853~1918) スイスの画家。写実主義から出発したが、色彩と形態の秩序を重視する象徴主義的な作風を確立、ドイツ表現主義の先駆者となった。代表作「夜」

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(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ホドラー
ほどらー
Ferdinand Hodler
(1853―1918)

スイスの画家。ベルンの指物師の家に生まれ、5歳で父を、14歳で母を失い、苦学してジュネーブの美術学校に学ぶ。初期にはコロークールベの影響を受け、職人や手工業者など身近な環境や風景をモチーフとする写実的な手法から出発した。のちしだいに画面に明晰(めいせき)で厳格な秩序を追求し、寓意(ぐうい)画の大作『夜』(1890・ベルン美術館)で注目された。同一の色彩形態の反復を骨子とする彼の「平行の原理」は、個を超えた類型を求める一種の象徴主義といえる。ほかに『夜』と対(つい)をなす『昼』(1900・ベルン美術館)、イエナ大学の壁画『イエナ大学生の行進』(1908)が代表作。写実から象徴へ、装飾から寓意への転換を果たした彼は表現主義の先駆と目される。[野村太郎]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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