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ボスポロス王国 ボスポロスおうこく Kingdom of Bosporos

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ボスポロス王国
ボスポロスおうこく
Kingdom of Bosporos

アゾフ海と黒海を結ぶケルチ海峡地方の古代王国。ボスポロス=キンメリオスと呼ばれたこの地方に,前7~6世紀多くのギリシア都市が建設され,それらがパンチカパイオン (現ウクライナケルチ) の僭主スパルトコスによって統合されて前 438年に王国が成立した。

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世界大百科事典 第2版の解説

ボスポロスおうこく【ボスポロス王国】

黒海北岸のアゾフ海近辺に位置するいくつかのギリシア植民市と原住民部族とが,前480年代に植民市の一つパンティカパイオン(ケルチ)によって統合されてできた王国。近隣諸部族の進出を阻止して,ギリシア本土と円滑な穀物貿易を行うことが統合の契機となった。前438年にトラキア系スパルトコス王朝の統治が始まり,前4世紀にはレウコン1世,パイリサデス1世らの王が現れて王国の勢力を大幅に拡大させた。原住民の従事する農業,牧畜,漁業などの生産物に加えて,都市で製造される工芸品に対する需要は高く,ギリシア本土の諸都市と活発な貿易活動を行った。

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世界大百科事典内のボスポロス王国の言及

【クリミア半島】より

…【渡辺 一夫】
[歴史]
 クリミアの古い呼名は古代ギリシア人の命名によるタウリカTaurikaであり,クリミア(要塞の意)といわれるようになったのは,13世紀のモンゴルによる支配が始まって以後のことである。前8~前7世紀ころ,キンメリア人を追いはらってスキタイ人が移住してきたが,つづいてギリシア人の植民都市建設がすすみ,半島東部のパンティカパイオンPantikapaionを中心にボスポロス王国が生まれた。半島西部にも植民市ケルソネソスChersonēsosができ,のち独立の都市国家となった。…

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