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ポリビニルアルコール ポリビニルアルコール polyvinyl alcohol

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ポリビニルアルコール
ポリビニルアルコール
polyvinyl alcohol

ポリ酢酸ビニルを酸またはアルカリ加水分解することにより得られる,水酸基を有する水溶性の重合体である。ポバールとも呼ばれるビニロンは,ポリビニルアルコールを紡糸したあと,ホルマリンを作用させて耐水性を向上させたものであり,1939年に日本で発明された合成繊維である。

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デジタル大辞泉の解説

ポリビニル‐アルコール(polyvinyl alcohol)

ポリ酢酸ビニル鹸化(けんか)して得られる無色の粉末。水溶性の熱可塑性樹脂。水溶性の包装材料や接着剤・乳化剤などに用い、合成繊維ビニロンの原料。ポバール。PVA

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百科事典マイペディアの解説

ポリビニルアルコール

ポバールとも。ビニルアルコールの重合物に相当する高分子化合物。一般には酢酸ビニル苛性アルカリで加水分解して得る。無色透明。直接には水溶性フィルム,織物仕上用糊料,接着剤,乳化剤などに用いられるが,多くは合成繊維ビニロンの原料とされる。
→関連項目合成繊維酢酸ビニル樹脂

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栄養・生化学辞典の解説

ポリビニルアルコール

 構造上ビニルアルコール(図)の重合体であるがビニルアルコールは単離できない.繊維,塗料,乳化剤などに使われる.

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デジタル大辞泉プラスの解説

ポリビニルアルコール

合成樹脂。水溶性が高い。薬剤では点眼薬などに含有。

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世界大百科事典 第2版の解説

ポリビニルアルコール【polyvinyl alcohol】

ポバールpoval,PVAとも呼ばれる。ビニルアルコールの重合物に相当する高分子化合物であるが,ビニルアルコールは不安定で,実際には存在しえないため,ポリ酢酸ビニルを加水分解して,ポリビニルアルコールを製造する。(化学式)一般にはポリ酢酸ビニルのメチルアルコール溶液に苛性アルカリのメチルアルコール溶液を加え,50~60℃に加温し,加水分解する。ポリビニルアルコールは水以外には溶けない粉末であり,沈殿として析出する。

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大辞林 第三版の解説

ポリビニルアルコール【polyvinyl alcohol】

ポリ酢酸ビニルの加水分解により得られる高分子化合物。化学式 (-CH2-CH(OH)-)n 水溶性フィルム・糊剤・塗料・接着剤などに用いられ、ビニロンの原料ともなる。 PVA 。ポバール。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ポリビニルアルコール
ぽりびにるあるこーる
polyvinyl alcohol

水溶性プラスチックの一種。ポバールpovalともよばれ、PVAと略称される。ポリ酢酸ビニルのメタノール(メチルアルコール)溶液にカ性ソーダのメタノール溶液を加えて加温すると、白い沈殿として生成する。
 PVAは、水以外の普通の有機溶媒には不溶の白色粉末。140℃ぐらいまで安定である。織物の糊(のり)、紙のサイジングなどや乳化安定剤などに用いられる。水以外の溶媒には溶けないので油に触れる部分の包装材料、オイルタンクの内張りなどの特殊な用途がある。病院などの洗濯物回収袋で水に溶けるものはこのフィルムである。PVAの15%ぐらいの水溶液を細孔から引き出し、硫酸ナトリウムの飽和水溶液中に押し出して糸にしたものをホルマリン(ホルムアルデヒド37%水溶液)でアセタール化したものが合成繊維のビニロンである。[垣内 弘]

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世界大百科事典内のポリビニルアルコールの言及

【化学繊維】より

… ハイバルク・アクリル繊維 高度に延伸したアクリルと未延伸アクリルを混ぜて紡いだ糸を湯につけて,延伸アクリルだけを収縮させて作ったかさ高い糸であり,セーター用に好まれる。
[ポリビニルアルコール系]
 ビニロンVinylon(商標)は日本で開発された繊維である。1939年に京都大学の桜田一郎らにより発明された。…

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