南アメリカ、アマゾン川の河口部にみられるボア(海嘯(かいしょう))。ポロロッカということもある。春分の後の新月の日、アマゾン川河口部やその北のアラグアリ川河口部で、浅くじょうご状になっている河口部の地形、大きな潮差、雨期の増水などによって壮大なボアがおこる。高さ4~5メートル、最大8メートルの巨大な波の前面がほぼ鉛直の壁のようになり、河口部からほぼ横一直線をなして上流へと押し上る。その速さは、12~13ノット(毎秒6.5メートル前後)に達する。ポロロカのエネルギーと音量はすさまじく、川岸の草木などをなぎ倒し、音は遠く22キロメートルの内陸部に達するという。ポロロカは世界最大のボアであるが、同種の現象は中国の銭塘江(せんとうこう)、イギリスのセバーン川などの河口部でもみられる。
[半澤正男・高野健三]
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...