コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ポロロカ ポロロカ pororoca

4件 の用語解説(ポロロカの意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

ポロロカ(pororoca)

ブラジルのアマゾン川河口部で、春の大潮の際にみられる海嘯(かいしょう)。ポロロッカ。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

ポロロカ【pororoca】

ブラジル,アマゾン川下流域でみられる現象で,英語でボアboreと呼ぶ。大潮時に現れる。海洋の潮汐波が河川をさかのぼると水深が浅くなるため波高を増して砕波する。このように潮汐波が砕波しながら河川を上流へと進むボアは中国の長江(揚子江)などでもみられるが,アマゾン川のボアはとくに壮観で,数mの高さになり,時速十数kmで,河口から数百km上流にまで遡上する。このとどろきの音は二十数kmも離れたところで聞くことができるという。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

ポロロカ【pororoca】

ブラジルのアマゾン川下流域で大潮時に見られる海嘯かいしよう。潮の高さは数メートルに及び、時速十数キロメートルで、轟音を発しながら怒濤のように河口から数百キロメートルもの上流にまで遡上する。ポロロッカ。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ポロロカ
ぽろろか
Pororoca

南アメリカ、アマゾン川の河口部にみられるボア(海嘯(かいしょう))。ポロロッカということもある。春分の後の新月の日、アマゾン川河口部やその北のアラグアリ川河口部で、浅くじょうご状になっている河口部の地形、大きな潮差、雨期の増水などによって壮大なボアがおこる。高さ4~5メートル、最大8メートルの巨大な波の前面がほぼ鉛直の壁のようになり、河口部からほぼ横一直線をなして上流へと押し上る。その速さは、12~13ノット(毎秒6.5メートル前後)に達する。ポロロカのエネルギーと音量はすさまじく、川岸の草木などをなぎ倒し、音は遠く22キロメートルの内陸部に達するという。ポロロカは世界最大のボアであるが、同種の現象は中国の銭塘江(せんとうこう)、イギリスのセバーン川などの河口部でもみられる。[半澤正男・高野健三]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ポロロカの関連キーワードアマゾン川ブラジルナッツアサイーアマゾニアアマゾナスアマパパラートゥピ平賀練吉

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone