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マウンテンゴリラ Gorilla gorilla beringei; mountain gorilla

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マウンテンゴリラ
Gorilla gorilla beringei; mountain gorilla

霊長目オランウータン科。体はローランドゴリラより大きく,やや長い毛をもつ。雄の頭胴長約 173cm,体重 155kg。雄で巨大なものは体重 250kgをこえる。また雄の成獣は背中の毛が白くなるため,シルバーバックと呼ぶ。頭頂にはヘルメット状の隆起がある。ほぼ完全な植食性でアザミやセロリなどの草本,樹皮,根などを食べる。昆虫などはあまり食べない。月経周期は 31~32日,妊娠期間は約 258日。普通1産1子である。コンゴ民主共和国からウガンダルワンダの国境にまたがるビルンガ火山群と,ウガンダ南西部にあるブウィンディ森林に生息する。これらの地域は標高 2000~4000mの湿潤な高地で,赤道直下ながら頂上付近の気温が0℃に下がることもある。アメリカ人の動物学者ジョージ・シャラー (1933~) とダイアン・フォッシー (1932~85) の研究により生態が明らかにされた。現在生息数が減っていると思われ,レッドデータブックの絶滅危惧種に指定されている。

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大辞林 第三版の解説

マウンテンゴリラ【mountain gorilla】

ゴリラの一亜種。中央アフリカの海抜1500メートル 以上の山地林に小群ですむ。ヤマゴリラ。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内のマウンテンゴリラの言及

【ゴリラ】より

…アフリカの大型類人猿3種のうちの一つで,現生の霊長類の中では最大である。2亜種があり,一方はニジェール川とザイール川にはさまれた熱帯降雨林に生息するローランドゴリラ(テイチゴリラ)G.g.gorilla(イラスト),もう一方はキブ湖の東西の高地に生息するマウンテンゴリラ(ヤマゴリラ)G.g.beringei(イラスト)であるが,後者のキブ湖西部に分布するものをもう一つの亜種として区別すべきだという意見もある。ゴリラの雄と雌の間にはきわめて顕著な性差があり,雄の体重は150~200kgであるが,雌は雄の約半分で70~120kgである。…

※「マウンテンゴリラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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