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マザー マザーMather, Cotton

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マザー
マザー
Mather, Cotton

[生]1663.2.12. ボストン
[没]1728.2.13. ボストン
アメリカの牧師。 I.マザーの息子。母方の祖父は宗教家ジョンコットン。4代にわたるマザー家のうち最も活躍した。 12歳でハーバード大学に入学,18歳で修士号を得た。 1685年父の跡を継いでボストンで牧師となり,激しい論争家として知られた。

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マザー
マザー
Mather, Increase

[生]1639.6.21. マサチューセッツドーチェスター
[没]1723.8.23. ボストン
アメリカ植民地時代の会衆派牧師,外交家,ハーバード大学学長。 R.マザーの第6子。 17歳でハーバード大学の学士号を取得,のちダブリンのトリニティ・カレッジに留学,イギリス各地で説教。 1660年の王政復古とともにアメリカへ帰り,61年ボストンで牧師となる。

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マザー
マザー
Mather, Richard

[生]1596. ロートン
[没]1669.4.22. マサチューセッツ,ドーチェスター
イギリス生まれのアメリカの牧師。 15歳でリバプール付近の小学校の教師となり,オックスフォード大学で学んだのち,上記の地で聖職についたが,清教徒的傾向により教会の弾圧を受け,1635年にボストンに渡り,同地で活躍した。

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マザー
マザー
Mather, John C.

[生]1946.8.7. バージニアロアノーク
アメリカ合衆国物理学者。スワースモア大学で物理学を専攻し,1968年に卒業。 1974年にカリフォルニア大学バークリー校で博士号を取得した。その後,アメリカ航空宇宙局 NASAゴダード宇宙研究所に入り,1976年から NASAゴダード宇宙飛行センターに移って,上席宇宙物理学者として勤めた。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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大辞林 第三版の解説

マザー【mother】

母。母親。
女子修道院長。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

マザー
まざー
John C. Mather
(1946― )

アメリカの物理学者。1974年にカリフォルニア大学バークリー校で物理学博士号を取得。アメリカ航空宇宙局(NASA)のゴダード宇宙飛行センターの上級天体物理学者。スムートとともに、科学人工衛星COBE(コービー)(宇宙背景探査機)によってビッグ・バン理論を裏づけた。二人は「宇宙マイクロ波背景放射の黒体性と異方性の発見」により、2006年のノーベル物理学賞を受賞した。
 宇宙は小さな点から爆発したビッグ・バンによって誕生し、いまなお膨張を続けているとされている。このビッグ・バン理論が正しければ、宇宙の果てから放射されてくる極低温の熱源が観測されるはずだと考えた。そして宇宙の進化とともに、銀河が密集しているところと空間とによって宇宙空間にはむらができているはずだと推測した。
 ところで熱をマイクロ波としてとらえることは、「宇宙マイクロ波背景放射(CMB)」として1964年に初めて観測されていた。この業績でペンジアスとウィルソンは、1978年にノーベル物理学賞を受賞している。
 マザーはこの研究成果を発展させ、COBEを1989年に打ち上げ、観測値が理論予想と一致することを確認した。それによると宇宙の背景の温度は絶対温度2.7K(零下270.4℃)という極低温であることを示した。スムートとマザーは、COBE衛星研究チームで宇宙背景放射のより精密な観測と解析の中心となって成果をあげた。宇宙の進化を研究するスティーブン・ホーキングは、COBEの成果を「20世紀最大の発見」とよんだほどである。[馬場錬成]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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