マスネー

デジタル大辞泉 「マスネー」の意味・読み・例文・類語

マスネー(Jules Massenet)

[1842~1912]フランス作曲家。叙情性に富むオペラを多く作曲した。作品に「マノン」「ウェルテル」「タイス」など。

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精選版 日本国語大辞典 「マスネー」の意味・読み・例文・類語

マスネー

  1. ( Jules Émile Frédéric Massenet ジュール=エミール=フレデリック━ ) フランスの作曲家。オペラ、宗教音楽管弦楽歌曲など多方面に活躍代表作はオペラ「マノン」。(一八四二‐一九一二

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百科事典マイペディア 「マスネー」の意味・わかりやすい解説

マスネー

フランスの作曲家。11歳でパリ音楽院に入学し,トーマに作曲を学ぶ。《マノン》(1884年),《ウェルテル》(1892年),《タイス》(1894年)など,グノー作風を継ぐ優美なオペラでフランス楽壇に不動の地位を得,19世紀から20世紀初頭にかけて作曲界に広く影響を与えた。1878年−1896年母校の作曲科教授。門下からはショーソン,G.シャルパンティエ,ピエルネ,フローラン・シュミットら多くの逸材が輩出している。作品にはほかに,《アルザスの風景》(1881年)などの管弦楽曲,バレエ音楽,歌曲などがある。→ビオラ・ダモーレ
→関連項目マノン・レスコー

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改訂新版 世界大百科事典 「マスネー」の意味・わかりやすい解説

マスネー
Jules Massenet
生没年:1842-1912

フランスの作曲家。パリ音楽院に学び,1863年ローマ大賞を得る。その後華々しい作曲活動を展開するとともにパリ音楽院の作曲科教授を務めた。作風は保守的で,グノーの甘美で表情豊かな旋律線を受け継いだが,オペラにおける語り風歌唱の技法プッチーニドビュッシーに影響を与えた。代表作はオペラ《マノン》(1884),同《ウェルテル》(1892),同《タイス》(1894)。
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「マスネー」の意味・わかりやすい解説

マスネー
ますねー

マスネ

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世界大百科事典(旧版)内のマスネーの言及

【フランス音楽】より

… フランス音楽の再生は,むしろグノーとサン・サーンスに始まるというべきであろう。グノーの《ファウスト》は劇場からマイヤーベーアとイタリア人を遠ざける最初の一撃となり,《マノン》のマスネー,フランス的なレアリスムに立つ《カルメン》のビゼーと《ルイーズ》のG.シャルパンティエら,フランス的な感性を主張する歌劇作家が後に続いた。一方,サン・サーンスは器楽復興の推進者であった。…

※「マスネー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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