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マツヨイグサ

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百科事典マイペディアの解説

マツヨイグサ

アカバナ科の多年草。南米原産の帰化植物で,嘉永年間に渡来。川原や土手などにはえる。茎は直立し,高さ70cm内外,線形の葉を互生する。5〜7月葉腋に径約5cmの柄のない花を1個つけ,夕方開いて翌朝しぼみ黄赤色に変わる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

マツヨイグサ
まつよいぐさ / 待宵草
[学]Oenothera stricta Ledeb.

アカバナ科の越年草。茎は直立し、高さ50~90センチメートル。根出葉、茎葉ともに披針(ひしん)形で、中央脈が目だつ。7~8月の夕方、葉腋(ようえき)に鮮黄色花を1個開き、翌朝しぼんで黄赤色となる。花冠は径4~5ミリメートル、花弁は倒卵形で、先端はへこむ。萼片(がくへん)4枚は披針形で2枚ずつ癒合し、開花時は強く反り返る。雄しべは8本。雌しべは1本で先端は4裂し、子房は円柱形で毛がある。(さくか)は熟すと4裂し、種子を放つ。種子は粘り気があり、他物について散布する。南アメリカ原産の帰化植物で、日本には江戸時代に渡来した。川原などに野生化し、観賞用に栽培される。名は、夕方に開花するのでいう。
 マツヨイグサ属はすべてアメリカ原産で約80種あり、日本に約14種帰化する。おもなものは、全体が大形で花も大形、しぼんでも変色しないオオマツヨイグサ、北アメリカ原産で道端や荒れ地に生え、草丈は高いが花は小さく、葉脈は紅色を帯びるメマツヨイグサO. biennis L.、同じく北アメリカ原産で砂地に生え、草丈も花も小形のコマツヨイグサO. laciniata Hill.などがあり、一般にツキミソウ、ヨイマチグサと総称される。日本でよく繁殖し、形態の変異が大きい。[小林純子]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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