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マドガ マドガThyris usitata

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マドガ
マドガ
Thyris usitata

鱗翅目マドガ科。前翅長 8mm内外。前後翅とも黒色で,前翅は中央に1個,後翅は基部近くに相接した2個の白色斑があり,ほかに黄色小斑が散在する。触角は雄では鋸歯状,雌では糸状。成虫は春から夏にかけて出現し,昼間活動する。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

マドガ
まどが / 窓蛾

昆虫綱鱗翅(りんし)目マドガ科のガの総称、またはそのなかの一種。和名のマドガThyris usitataは、はねの開張5ミリ内外。体翅とも黒く、前翅横脈上の白紋と後翅の白帯が半透明なため、マドガという名がつけられた。前翅には大きな白紋のほか黄色点を散布する。体は太く、腹部に白帯がある。昼飛性で、よく花に吸蜜(きゅうみつ)にきたり、湿った地表から吸水する。日本本土、対馬(つしま)、朝鮮半島、千島列島に分布する。幼虫はボタンヅルの葉を巻いて中から食べる。地中に潜って繭をつくり、蛹化(ようか)する。
 マドガ科Thyrididaeは、主として小形種を含む小さな科で、熱帯地方に栄えている。メイガ科に近縁であるが、腹部に鼓膜器がないので区別される。日本には24種知られており、はねの開張15~40ミリ。はねは赤褐色、灰褐色あるいは白色で、前述のマドガを除いてすべて夜行性。はねに透明紋をもつ種は多くない。アカジママドガの幼虫は、クリ、クルミ、ヤマモモなどの葉を巻き、ギンスジオオマドガの幼虫は、サルスベリの小枝に潜る。[井上 寛]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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