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マーケット・セグメンテーション market segmentation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マーケット・セグメンテーション
market segmentation

市場細分化 (政策) ともいう。消費者の特性や欲求などの差異によって市場をいくつかの小集団に分割し,それぞれの層にふさわしいマーケティングを展開しようとする市場の選択的戦略のこと。あらゆる消費者の自動車ニーズT型フォードという単一のモデルで対応して成功を収めていたフォード社に対抗して,GMが意識的に初めて用いた方法として有名。市場を細分化するにあたっての基準としては,消費者の年齢,性別,所得,環境,趣味,性格など経済的,社会的,心理的なさまざまな属性が考慮されている。したがってその分割の方向も一様ではなく,たとえば農村市場,ユースマーケット,ブライダルマーケットなどときわめて多面的であり,かつ広範囲にわたって進行している。企業活動の起点を顧客である消費者に求めるカスタマー・オリエンテッドの市場戦略であるといえる。

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百科事典マイペディアの解説

マーケット・セグメンテーション

マーケット(市場)全体をいくつかのセグメント(部分)に細分化すること。それによって,各々の市場特性に応じたきめ細かなマーケティング活動を行うことを目的とする。細分化に際しては,1.人口統計学的変数(年齢,性別,収入,職業等),2.地理的変数(居住地域,気候等),3.サイコグラフ的変数(ライフスタイル,社会階級等),4.製品関連的変数(使用頻度,製品ロイヤルティ等)が用いられる。

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DBM用語辞典の解説

マーケット・セグメンテーション【market segmentation】

市場細分化の手法。顧客のニーズが多様化、複雑化している現在、すべての顧客の要望にあった商品を提供していくことは殆ど不可能であり不効率になる。そこで、マーケットを相対的に同質なニーズをもったいくつかの顧客集団に分割し、ターゲット(的)とすべき市場設定を行う概念を述べている用語。マーケット内に存在するさまざまな個人がもつ類似性にしたがってマーケットを小さなグループに分割するプロセス。類似性は共通の特徴であったり、共通のニーズや欲求であったりする。

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