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マールブランシュ Malebranche

百科事典マイペディアの解説

マールブランシュ

フランスの哲学者。パリ大学で神学を学び,オラトリオ会に入る。デカルト哲学に拠りつつ,それをキリスト教信仰と調和させようとする機会原因論の主唱者。主著《自然と恩寵について》(1680年),《形而上学と宗教についての対話》(1688年)など。
→関連項目バークリー

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世界大百科事典 第2版の解説

マールブランシュ【Nicolas Malebranche】

1638‐1715
フランスの哲学者。国王評定官の子としてパリに生まれ,ラ・マルシュ学院で哲学を,ソルボンヌで神学を学んだのち1660年にオラトリオ会に入り,64年には神父になった。同じ年デカルトの《人間論》を読んでその哲学,自然学に強い影響を受けた。74‐75年に最初の著作《真理の探求》を発表し,たちまちすぐれたデカルト派哲学者として広く認められるにいたった。80年には《自然と恩寵の論》を刊行したが,これをきっかけに恩寵の問題をめぐってアルノーと長く激しい論争に入ったほかボシュエ,フェヌロン,ライプニッツらとも論争した。

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