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ミント Mentha; mint

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ミント
Mentha; mint

シソ科ハッカ属の総称。日本に自生するハッカを含み,北半球の温帯や南アフリカ,オーストラリアに約 25種が分布する多年草。変異に富み,自然交雑も生じやすいため分類がむずかしい。香辛植物として世界中で栽培され,薬用,香料,清涼剤として利用される。茎は四角形で,単葉が対生。花は葉腋に輪散花序を形成するか,茎頂に頭状または穂状花序を成す。セイヨウハッカ (ペパーミント) M.×piperitaやミドリハッカ (スペアミント) M.spicata,アップルミント M.suaveolensなどがよく栽培される。じょうぶで耐寒性もあり,育てやすい。地下に横走する根茎があり,しばしば雑草化するほど急速にふえる。無計画に地植えにするとほかの草花を侵食しかねないので,注意が必要。異なる種類を近くに植えると,交雑して質が落ちることがある。

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栄養・生化学辞典の解説

ミント

 シソ科[Menta属]の植物で,ハッカのこと.精油をとる.清涼感のある香料として,食品に広く使われている.例えば,[Mentha spicata] の精油はスペアミント (spearmint).

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食の医学館の解説

ミント

ミントは非常に種類の多いハーブです。なかでも代表的なものが、ペパーミント、スペアミント、コーンミント(日本はっか)の3つ。とくに、ペパーミントとコーンミントは薬効が高く、メディカルハーブとして広く利用されています。
 ミントに含まれる有効成分の中心は、香りの主体のメントールで、これは医薬品の材料としても広く利用されている物質です。このメントールをはじめとした成分の働きにより、ミントには抗菌、健胃、末梢血管(まっしょうけっかん)の拡張、発汗促進、胆汁(たんじゅう)の分泌促進(ぶんぴつそくしん)、鎮痛、鎮静といった作用があります。
 具体的症状としては、消化不良、吐(は)き気(け)、気管支炎、発熱などに有効。
○外用としての使い方
 精油のアロマは、不眠症や不安神経症に効果があり、ハーブティーでうがいすれば、頭痛や口臭を軽減します。また、煎(せん)じだした液で湿布すれば、神経痛、ねんざ、痛風(つうふう)などの痛み、皮膚炎や虫刺されのかゆみにも効果があります。
 ただし、粘膜(ねんまく)への刺激が強いので、乳幼児には使わないようにしてください。
○食品としての使い方
 ミントといえば、さわやかな香りとスーッとする清涼感が持ち味。その葉はハーブティーの材料として欠かせないほか、砂糖の甘みとよく調和するので、ゼリーやシャーベットの材料にも、よく用いられます。
 また、肉や魚の臭み消し、トマト、ナス料理の風味付けにもピッタリ。タイ料理やベトナム料理では、主要なハーブの1つとして、サラダ、炒(いた)めもの、揚げものなどに多用されます。

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デジタル大辞泉プラスの解説

ミント

エヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社の運営する「キッズgoo」のキャラクター。

ミント

ヤマハ発動機が1986年から製造・販売したスクータータイプのオートバイ。総排気量49cc(原動機付自転車)。エンジン形式は空冷2ストローク単気筒。軽量で小回りが利く女性向けモデルとして登場。

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世界大百科事典 第2版の解説

ミント【Hla Myint】

1920‐89
ミャンマーの経済学者。ロンドン・スクール・オブ・エコノミックスに学んだ後,ミャンマーのラングーン大学創設に参加。オックスフォード大学教授(1950‐65)を経て1965年以降ロンドン・スクール・オブ・エコノミックス経済学部正教授。この間,ラングーン大学総長,国際連合のコンサルタントとして活躍し,発展途上国経済の権威として知られる。主著は《発展途上国の経済学》(1964)であるが,ほかに《低開発国の経済理論》(1971)がある。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

ミント【mint】

薄荷はつか。 〔「女無天」とも書く〕

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ミント
みんと
Hla Myint
(1920― )

ビルマ(現、ミャンマー)を代表する国際的な経済学者。ビルマのバセイン(パテイン)に生まれる。ラングーン大学(現、ヤンゴン大学)、ロンドン・スクール・オブ・エコノミックスを卒業。ラングーン大学経済学部教授、ビルマ政府経済顧問を務めたのち、1958年からラングーン大学学長の職についていたが、ビルマの社会主義化と相いれず、1961年以降主として欧米で活躍、エール、コーネル、ウィスコンシン各大学の客員教授、オックスフォード大学教授を経て、1966年からロンドン・スクール・オブ・エコノミックス教授。とくに開発途上国経済論で著名であり、主著は『開発途上国(低開発国)の経済学』The Economics of the Developing Countries(1964)であるが、ほかにアジア開発銀行の委嘱を受けて監修した報告書『70年代の東南アジア経済』Southeast Asia's Economy in the 1970's(1970)の「総論」(第1章)、論文集『低開発国の経済理論』Economic Theory of Underdeveloped Countries(1971)などの著作が広く知られている。[村上 敦]
『結城司郎次・木村修三訳『低開発国の経済学』(1965・鹿島研究所出版会) ▽小島清監訳『70年代の東南アジア経済』(1970・日本経済新聞社) ▽渡辺利夫他訳『低開発国の経済理論』(1973・東洋経済新報社) ▽木村修三・渡辺利夫訳『開発途上国の経済学』(1981・東洋経済新報社)』

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