デジタル大辞泉
「ミント」の意味・読み・例文・類語
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出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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ミント
ミントは非常に種類の多いハーブです。なかでも代表的なものが、ペパーミント、スペアミント、コーンミント(日本はっか)の3つ。とくに、ペパーミントとコーンミントは薬効が高く、メディカルハーブとして広く利用されています。
ミントに含まれる有効成分の中心は、香りの主体のメントールで、これは医薬品の材料としても広く利用されている物質です。このメントールをはじめとした成分の働きにより、ミントには抗菌、健胃、末梢血管(まっしょうけっかん)の拡張、発汗促進、胆汁(たんじゅう)の分泌促進(ぶんぴつそくしん)、鎮痛、鎮静といった作用があります。
具体的症状としては、消化不良、吐(は)き気(け)、気管支炎、発熱などに有効。
○外用としての使い方
精油のアロマは、不眠症や不安神経症に効果があり、ハーブティーでうがいすれば、頭痛や口臭を軽減します。また、煎(せん)じだした液で湿布すれば、神経痛、ねんざ、痛風(つうふう)などの痛み、皮膚炎や虫刺されのかゆみにも効果があります。
ただし、粘膜(ねんまく)への刺激が強いので、乳幼児には使わないようにしてください。
○食品としての使い方
ミントといえば、さわやかな香りとスーッとする清涼感が持ち味。その葉はハーブティーの材料として欠かせないほか、砂糖の甘みとよく調和するので、ゼリーやシャーベットの材料にも、よく用いられます。
また、肉や魚の臭み消し、トマト、ナス料理の風味付けにもピッタリ。タイ料理やベトナム料理では、主要なハーブの1つとして、サラダ、炒(いた)めもの、揚げものなどに多用されます。
出典 小学館食の医学館について 情報
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ミント
みんと
Hla Myint
(1920―2017)
ビルマ(現、ミャンマー)を代表する国際的な経済学者。ビルマのバセイン(パテイン)に生まれる。ラングーン大学(現、ヤンゴン大学)、ロンドン・スクール・オブ・エコノミックスを卒業。ラングーン大学経済学部教授、ビルマ政府経済顧問を務めたのち、1958年からラングーン大学学長の職についていたが、ビルマの社会主義化と相いれず、1961年以降主として欧米で活躍、エール、コーネル、ウィスコンシン各大学の客員教授、オックスフォード大学教授を経て、1966年から1985年までロンドン・スクール・オブ・エコノミックス教授。とくに開発途上国経済論で著名であり、主著は『開発途上国(低開発国)の経済学』The Economics of the Developing Countries(1964)であるが、ほかにアジア開発銀行の委嘱を受けて監修した報告書『70年代の東南アジア経済』Southeast Asia's Economy in the 1970's(1970)の「総論」(第1章)、論文集『低開発国の経済理論』Economic Theory of Underdeveloped Countries(1971)などの著作が広く知られている。
[村上 敦]
『結城司郎次・木村修三訳『低開発国の経済学』(1965・鹿島研究所出版会)』▽『小島清監訳『70年代の東南アジア経済』(1970・日本経済新聞社)』▽『渡辺利夫他訳『低開発国の経済理論』(1973・東洋経済新報社)』▽『木村修三・渡辺利夫訳『開発途上国の経済学』(1981・東洋経済新報社)』
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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ミント
Hla Myint
生没年:1920-89
ビルマ(現,ミャンマー)の経済学者。ロンドン・スクール・オブ・エコノミックスに学んだ後,ビルマのラングーン大学創設に参加。オックスフォード大学教授(1950-65)を経て1965年以降ロンドン・スクール・オブ・エコノミックス経済学部正教授。この間,ラングーン大学総長,国際連合のコンサルタントとして活躍し,発展途上国経済の権威として知られる。主著は《発展途上国の経済学》(1964)であるが,ほかに《低開発国の経済理論》(1971)がある。また《1970年代の東南アジア経済》(1971)のなかの〈ミント・レポート〉は有名。これらの著作では,正統的な静態的最適理論に基づき,発展途上国内における経済組織の枠組みと機能を効率的に改善する政策の重要性が主張されている。
執筆者:村上 敦
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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ミント
Mentha; mint
シソ科ハッカ属の総称。日本に自生するハッカを含み,北半球の温帯や南アフリカ,オーストラリアに約 25種が分布する多年草。変異に富み,自然交雑も生じやすいため分類がむずかしい。香辛植物として世界中で栽培され,薬用,香料,清涼剤として利用される。茎は四角形で,単葉が対生。花は葉腋に輪散花序を形成するか,茎頂に頭状または穂状花序を成す。セイヨウハッカ (ペパーミント) M.×piperitaやミドリハッカ (スペアミント) M.spicata,アップルミント M.suaveolensなどがよく栽培される。じょうぶで耐寒性もあり,育てやすい。地下に横走する根茎があり,しばしば雑草化するほど急速にふえる。無計画に地植えにするとほかの草花を侵食しかねないので,注意が必要。異なる種類を近くに植えると,交雑して質が落ちることがある。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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ミント
シソ科[Menta属]の植物で,ハッカのこと.精油をとる.清涼感のある香料として,食品に広く使われている.例えば,[Mentha spicata] の精油はスペアミント (spearmint).
出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報
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ミント〔オートバイ〕
ヤマハ発動機が1986年から製造・販売したスクータータイプのオートバイ。総排気量49cc(原動機付自転車)。エンジン形式は空冷2ストローク単気筒。軽量で小回りが利く女性向けモデルとして登場。
ミント〔キャラクター〕
2017年までエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社が運営していた「キッズgoo」のキャラクター。
出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報
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