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ムルターン

百科事典マイペディアの解説

ムルターン

パキスタン中部のパンジャーブ地方,チェナーブ川東岸に近い商業都市。小麦,綿花,皮革の集散地で,馬市が行われる。陶器,綿・絹織物じゅうたんなどを産する。1952年以来付近で発見された天然ガスの開発により工業化が進められている。アレクサンドロス大王東征の時にはすでに知られていた古都で,641年には玄奘が立ち寄った。1528年以降ムガル朝の交易都市として栄えた。177万1000人(2012)。

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世界大百科事典 第2版の解説

ムルターン【Multān】

パキスタンのパンジャーブ州中部,チェナーブ川とサトレジ川とに囲まれたレチュナ・ドアーブ(ドアーブは〈河間地〉の意)南端部の都市。人口98万(1991)。周辺の肥沃な灌漑農業地帯からの小麦,綿花,羊毛を集散する。食品,紡績,外科医療機器などの工業が立地するほか,南西方約300kmのスイからパイプラインで供給される天然ガスをもとに,火力発電所(出力26万6000kW)が近郊に建設され,製鋼,機械などの重工業の立地が計画されている。

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