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馬市 うまいち

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

馬市
うまいち

馬を売買するために開かれる市。鎌倉時代以降,軍馬や運輸,農耕などに果す馬の役割が増大し,特に戦国時代に入ると軍馬の需要が高まり,諸大名はこぞって馬市を開催した。室町時代の京都五条室町,江戸時代の江戸馬喰町の市が有名。

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馬市
ばし
ma-shi; ma-shih

中国,明代に主として馬の買入れのため北方民族との間に設けられた定期市。官市と私市とがあり,初めは官市を主としたが,のち私市が盛んとなり,北方産の馬,羊,毛皮,人参などと中国産の絹,米,塩,銅鉄器などが取引された。

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デジタル大辞泉の解説

うま‐いち【馬市】

馬を売買する市。

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世界大百科事典 第2版の解説

ばし【馬市 mǎ shì】

中国が北方民族から馬などを買うために開いた定期市。明代に長城付近で開いたものが重要である。まず1405年(永楽3)ウリヤンハイ海西女直のために遼東の開原に開き,のち建州女直のため撫順(ぶじゆん)に開き,明末に及んだ。モンゴル(韃靼)のためには1551年(嘉靖30)に一時開いたが,本格的には71年(隆慶5)アルタン・ハーンとの和議成立後,大同,宣府などで開き,明末まで続いた。オイラート(瓦剌)との馬市は1438年(正統3)から10年間だけ大同で開いた。

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大辞林 第三版の解説

うまいち【馬市】

馬の売り買いをする市。

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世界大百科事典内の馬市の言及

【市】より

…この米場は,江戸期大坂の堂島米市場の先駆をなすものである。京都にも馬市があったが,戦国時代には,各地に,馬市,牛市が立てられた。美濃国大矢田市も,美濃紙特産地の市として,紙が取引の主要商品であり,その紙を買い付けて京都へ運ぶ専門の商人,近江湖東の枝村商人が存在したのである。…

【ウマ(馬)】より

…貴人の乗用という観念が強かったため庶民,農民は通常乗馬せず,農耕にも一部地方を除いて使役されず,わずかに厩肥が肥料として使用されたにとどまる。 馬の売買はおそらく鎌倉時代から盛んになったと思われ,室町時代には奈良や京に馬市が立ち,また諸所の社寺の門前市でも馬の取引が行われた。近世には盛岡,秋田,仙台,岩沼,白河など産馬地の奥羽地方や江戸馬喰町(のち浅草),信州木曾福島などに大きな馬市があった。…

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