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モレリ モレリ Morelli, Domenico

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

モレリ
モレリ
Morelli, Domenico

[生]1826.8.4. ナポリ
[没]1901.8.13. ナポリ
イタリアの画家。反アカデミズム運動の影響を受けて,自然主義的傾向を発展させた。主としてナポリで活躍。中東風俗や印象派的な色彩を取入れて,詩的幻想の豊かな神秘的宗教画を描いた。

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モレリ
モレリ
Morelli, Giovanni

[生]1816.2.25. ベロナ
[没]1891.2.28. ミラノ
イタリアの政治家,美術評論家。ミュンヘン大学その他で医学を学んだ。1848年のロンバルディア革命で義勇団長として活躍。1873年には上院議員となり,1874年以降ミラノに定住。宗教団体や公共組織所有の美術品の売買を禁止し,公共物として国家で保護する法案を通過させた。

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百科事典マイペディアの解説

モレリ

イタリアの美術史家。ベローナ生れ。初期にはイワン・レルモリエフIvan Lermolieffというロシア名のペンネームを用いた。医学や解剖学を学んだのち,元老院議員になった1873年ころ美術史に転じ,特にイタリア・ルネサンス絵画を研究。

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世界大百科事典 第2版の解説

モレリ【Giovanni Morelli】

1816‐91
イタリアの美術史家。ベローナ生れ。ミュンヘンで医学(解剖学)を学ぶ。美術史の著述を始めたのは元老院議員になった1873年ごろ以降で,最初の数年間は本名のアナグラムであるロシア風のペンネーム,イワン・レルモリエフIvan Lermolieffを使った。当時流行の科学的実証主義を基盤として,絵画の作者決定(鑑定)を完全に科学的方法によって行おうとした。具体的には,彼は画中人物の耳や指など造型的に比較的重要でない部分に画家の癖や様式が表れるとし,それによる作者決定(いわゆる〈モレリ式鑑定法〉)を試みた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

モレリ
もれり
Louis Morri
(1643―1680)

フランス人で、カトリックの僧職にあった博学の人。経歴は明らかでないが1674年に『歴史辞典―聖俗歴史の奇事雑纂(ざっさん)』Le Grand dictionnaire historique, ou le mlange currieux de l'histoire sacre et profaneを著し、著名な事項、ことに珍しい事項を取り入れ、アルファベット順に初めて配列した。従来の分類によるものより捜しやすいので喜ばれ、彼の死後1759年には20版が発行されたが、これはプロベProvet編10巻であった。V・ユゴーは歴史小説にこの事典を多く用いている。また、フランスのプロテスタント哲学者ベールはモレリの『歴史辞典』に倣って、1697年に『歴史的批評的辞典』Dictionnaire historique et critique三巻を著した。[彌吉光長]

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世界大百科事典内のモレリの言及

【鑑定】より


[欧米]
 真贋問題も含めた鑑定の歴史は西洋ではルネサンス時代にさかのぼるが,しかし近代的な意味での鑑定が行われ始めたのは,美術館が整備され,その所蔵品の整理,研究,あるいはカタログ化が盛んになり,また美術史そのものの研究が飛躍的な展開を見た19世紀後半からである。イタリア人のG.モレリはその最初の重要な人物で,いわゆる〈モレリ式鑑定法〉の創始者として知られる。これは,画家の様式的・技法的特色,いわばその筆跡が最も端的に現れるのは人物の目,耳,手足,爪などの細部であるとし,この部分を重点的に比較研究する方法で,B.ベレンソンにも影響を及ぼした。…

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