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モーロア モーロア Maurois, André

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

モーロア
モーロア
Maurois, André

[生]1885.7.26. エルブーフ
[没]1967.10.9. パリ
フランスの作家。本名 Émile Herzog。ルーアンのリセ (高等中学校) で生涯の師アランに出会う。第1次世界大戦イギリス軍の連絡将校となり,その体験をもとにした『ブランブル大佐の沈黙』 Les Silences du Colonel Bramble (1918) で文壇にデビュー

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デジタル大辞泉の解説

モーロア(André Maurois)

[1885~1967]フランスの小説家・批評家。本名、エミールエルゾーグ(Émile Herzog)。伝記文学・心理小説・歴史など、広範な分野で活躍した。伝記「バイロン伝」「ジョルジュ=サンド伝」、小説「愛の風土」、通史「英国史」、評論「生活の技術」など。

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百科事典マイペディアの解説

モーロア

フランスの作家,評論家。高等中学のときアランに学び深い影響を受ける。家業の織物工場を経営後,小説《ブランブル大佐の沈黙》(1918年)で文壇に出,《シェリー伝》《ユゴー伝》《ジョルジュ・サンド伝》など伝記に真価を発揮。

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世界大百科事典 第2版の解説

モーロア【André Maurois】

1885‐1967
フランスの伝記作家,小説家。本名エミール・エルゾーグÉmile Herzog。ルーアンの高等中学校在学中,哲学者アランのもとで学び,大きな影響をうけた。第1次世界大戦中,イギリス軍に勤務したが,このときの見聞をもとにして書いた小説《ブランブル大佐の沈黙》(1918)によって文壇に認められた。その後次々に小説を発表し,とくに《風土Climats》(1928)は繊細な恋愛心理の描写によって大成功を収めた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

モーロア
もーろあ
Andr Maurois
(1885―1967)

フランスの作家、伝記作家、評論家。本名エミール・エルゾーグEmile Herzog。ノルマンディーのエルブフの織物工場主の息子。ルーアンのコルネイユ校に在学中、哲学者アランの講義を聴き、終生その影響を受けた。同校を優秀な成績で卒業したが家業に携わり、第一次世界大戦にイギリス軍との連絡将校として従軍。その体験からの小説『ブランブル大佐の沈黙』Les Silences du Colonel Bramble(1918)で文壇に出た。さらに『オグラディ博士の発言』(1922)、『風土』Climats(1928)、『血筋の輪』(1932)などにより心理小説作家としての評価を得た。一方「小説化された伝記」とよばれる『シェリー伝』(1923)、『バイロン伝』(1930)などを発表し好評を博した。第二次大戦後には『ジョルジュ・サンド伝』(1952)、『ユゴー伝』(1954)、『デュマ伝』(1957)、『バルザック伝』(1965)など多数の伝記を執筆し、そのいずれも豊かな資料に裏打ちされ、人間の微妙な内面生活を描いている。『英国史』(1937)、『フランス史』(1947)などの通史、自伝、数多いエッセイなども残した。1938年アカデミー会員に選ばれた。[菊池映二]
『モーロア著、谷長茂訳『わたしの人生航路』全三巻(1970・二見書房) ▽水野成夫・小林正訳『英国史』上下(新潮文庫) ▽平岡昇他訳『フランス史』上下(新潮文庫)』

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