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ヤブラン

3件 の用語解説(ヤブランの意味・用語解説を検索)

百科事典マイペディアの解説

ヤブラン

本州〜沖縄,東アジアの林内にはえるユリ科の常緑多年草。葉は株になって多数つき,線形で幅8〜12mm。夏〜秋,高さ30〜50cmの花茎を出し,上半に多数の花を総状につける。

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世界大百科事典 第2版の解説

ヤブラン【big blue lily‐turf】

暖帯の照葉樹林下に普通にみられるユリ科の多年草(イラスト)。葉に縞斑(しまふ)や虎斑(とらふ)の入るもの,新葉時だけ白い葉などの園芸品種も育成されている。本州,四国,九州に野生し,朝鮮半島南部と中国大陸に分布する。葉はすべて根出葉となり,線形で長さ30~60cm。花茎は高さ30~50cmで上部は総状花序となる。花期は8月。花は3~8個ずつ集まってつき,斜上向きに咲く。花被は6枚あり,紫色,長さ約4mm。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヤブラン
やぶらん / 藪蘭
[学]Liriope platyphylla Wang et Tang

ユリ科の常緑多年草。短く太い根茎から葉を叢生(そうせい)する。葉は線状披針(ひしん)形で長さ50センチメートル、幅約1センチメートル、先は丸みを帯び、深緑色で、上部は傾いて下がる。夏から秋、30~50センチメートルの花茎を直立し、淡紫色で径0.6センチメートルの小花を穂状につける。花被片(かひへん)は6枚、雄しべは6本。果実は裸出した種子が黒紫色に熟す。本州から沖縄の樹林下に生育する。公共庭園などの地被植物として使われる。また、花壇の縁どりには葉に淡黄白色の条斑(じょうはん)がある品種がよく用いられるが、これは鉢植えとしても観賞する。繁殖は春秋の株分けによる。[猪股正夫]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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