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ラテックス ラテックス latex

翻訳|latex

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ラテックス
ラテックス
latex

ゴムコロイド状水分散物をいう。天然ゴムラテックスはゴム樹の樹皮を傷つけて流出する乳液である。採集したラテックスはゴム分約 30~40%であるため,消費地に送られるものは普通遠心分離またはクリーミング方法により 60%以上に濃縮されている。

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デジタル大辞泉の解説

ラテックス(latex)

ゴムノキの樹皮に傷をつけるとにじみ出る乳白色粘性のある液体。ゴム成分を35~50パーセント含み、これを凝固させて生ゴムとする。合成ゴムでも各種ゴムを作る前のものをいう。

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百科事典マイペディアの解説

ラテックス

ゴムノキの樹皮に傷をつけたとき分泌される乳白色の粘稠(ねんちゅう)な液体。ゴム粒子が水溶液(漿液(しょうえき))中にコロイド状に分散した乳濁液で,35~50%のゴム分のほかに少量のタンパク質,樹脂,糖類などを含む。

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栄養・生化学辞典の解説

ラテックス

 →エマルション

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世界大百科事典 第2版の解説

ラテックス【latex】

ゴムの微粒子が水中に分散し,コロイド状の安定な懸濁液となっているもの。天然ゴムラテックスと合成ゴムラテックスがある。ゴムノキの樹皮にナイフで溝状の切込みをつけると牛乳状の液が流れ出るが,これが天然ゴムラテックスである(ゴム)。合成ゴムの多くは乳化重合法で製造されるが,重合終了後,反応液から未反応モノマーを取り除くと合成ゴムラテックスが得られる。ラテックスに凝固剤を加えてゴム分を凝固,分離,乾燥させて固形ゴムを得る。

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大辞林 第三版の解説

ラテックス【latex】

ゴム植物の樹皮を傷つけた際に分泌する乳白色の液体。30~40パーセントのゴム質(炭化水素)のほか,タンパク質・無機物などを含む。生ゴムの原料。また,粘着剤などに用いる。
合成ゴム製造の際,乳化重合によって得られる反応生成物。これから各種用途のゴムを製造する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ラテックス
らてっくす
latex

平均粒径1マイクロメートル程度の微粒子のゴムが水中に分散した乳濁液である。天然ゴムと合成ゴムのラテックスがある。天然ゴムラテックスはパラゴムノキの樹皮に傷をつけて採取される乳液であり、ゴム炭化水素35~40%とタンパク質、脂肪酸、糖類それぞれ1~2%を含む。ゴムの微粒子は負に帯電し、等電点が4.8であり、酸性にすると凝固して生ゴムが分離する。自然にも酵素の作用などで凝固しやすいので、保存剤としてアンモニアを0.6%加える。輸送のためにゴム分を60~70%含む濃縮ラテックスとする。皮膜形成能がよく乾燥皮膜は高い弾力性と強さをもつので、糸ゴム、ゴム手袋、フォームラバー、医療衛生用品、接着剤、カーペット、道路舗装などの用途がある。各種合成ゴムラテックスは乳化重合によって製造されるほか、溶液重合の溶液を乳化剤とともに水中に分散してつくられる。合成ゴムラテックスは天然ゴムラテックスより多量に消費され、なかでもSBR(スチレン・ブタジエンゴム)ラテックスが多く、紙加工、繊維処理、道路舗装、プラスチックの改善、塗料、接着剤などに用いる。BR(ブタジエンゴム)ラテックスはABS樹脂のべースポリマーとして、NBR(アクリロニトリル・ブタジエンゴム)ラテックスは繊維処理、CR(クロロプレンゴム)ラテックスは、特殊紙加工などの用途がある。合成ゴムラテックスは乳化重合でつくられることが多いので、エマルジョンとよばれることもある。[福田和吉]

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世界大百科事典内のラテックスの言及

【ゴム】より

…その苗木がマレーシア地方に移植され,これが現在の栽培ゴムノキの母体となった。 天然ゴムはゴムノキの分泌するラテックスと称する乳液中に含まれる炭化水素である。ラテックスを分泌する植物は数が多く,220種以上もあるとされ,産地はおもに赤道をはさみ緯度20゜以内の高温多湿な地域である。…

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