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ラルゴ・カバリェロ ラルゴ・カバリェロ Largo Caballero, Francisco

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ラルゴ・カバリェロ
ラルゴ・カバリェロ
Largo Caballero, Francisco

[生]1869.10.15. マドリード
[没]1946.3.23. パリ
スペインの政治家。社会党左派の指導者。 1894年社会党に入り,労働総同盟の組織者として知られた。 M.プリモ・デ・リベラ独裁には協力したが,王制に反対し,1931~33年臨時共和政府の労相となった。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ラルゴ・カバリェロ
らるごかばりぇろ
Francisco Largo Caballero
(1869―1946)

ペインの政治家、労働組合指導者。マドリードの漆食(しっくい)工から、1894年以後社会党の専従活動家となる。議会を通じて漸進的に社会改革を図る改良主義の立場から、社会党の選挙基盤として労働者・農民の政治的、組織的統一を重視し、党傘下の労働組合UGT(ウヘテ)(労働者総同盟)の拡大強化に腐心した。1910年代の反王制運動の中心となり、共和諸派と提携して多くの大ストライキ闘争を指導した。1925年党委員長、UGT書記長となり、1931年の共和革命に大きな役割を果たした。初期共和政権の労働大臣に任じられたが、右翼共和政権の成立(1933)により下野した。
 改革停滞に失望した労働者・農民運動の革命化に直面すると、一転してプロレタリア革命を主張し、「スペインのレーニン」とよばれた。1935年末結成された人民戦線を「革命の手段」として支持したが、内戦(1936.7~39.3)が勃発(ぼっぱつ)するとこれを革命戦争ととらえ、民主主義防衛戦とする共産党との対立を深める一方、アナキスト系労働組合CNT(セネテ)(全国労働連合)との「革命的統一」に傾いた。1936年9月人民戦線政府首相となったが、1937年5月、バルセロナ市におけるアナキストと共産党との武力抗争事件の責を負って辞任した。共和国の敗北(1939)後、フランスに亡命、1940年フランスを占領したドイツ軍により強制収容所へ送られた。連合軍により解放されたパリで1946年客死した。[山本 哲]
『S・G・ペイン著、山内明訳『スペイン革命史』(1974・平凡社) ▽若松隆著『内戦への道』(1986・未来社)』

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20世紀西洋人名事典の解説

ラルゴ・カバリェロ
Francisco Largo Caballero


1869 - 1946
スペインの政治家。
元・国会議員
マドリード生まれ。
1890年労働者総同盟に加入、1894年社会党に入党し、1917年ゼネスト主導のため、投獄。翌年恩赦により出獄。軍事独裁政権崩壊後は、反王政運動を展開、そのころソ連へ接近する。’31年第二共和国臨時政府労働大臣に就任、同年国会議員となる。’34年アストゥリアス革命を指揮し、再度入獄。’36年釈放、人民戦線政府首相となり、プロレタリア戦線を試みるが、共産党と対立し、8ヵ月で退陣となる。内戦末期にはフランスへ亡命、ドイツ軍により強制収容所監禁、’45年解放、翌年パリにて客死。「スペインのレーニン」と呼ばれる

出典|日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)
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