旺文社世界史事典 三訂版 の解説
ラーム=モーハン=ローイ
Ram Mohan Roy
近代インドの宗教・社会改革者
ベンガルのバラモン出身。ウパニシャッドに説かれている純粋な一神教を理想としてヒンドゥーイズムの改革を追求,ウパニシャッドを英語・ベンガル語に翻訳し,1828年にはカルカッタで宗教団体ブラーフマ−サマージを設立した。また寡婦殉死(サティー)廃止にも奔走し,社会改革運動を盛り上げた。英語教育を中心とする近代教育にも力を入れ,イギリスに渡ったが客死。
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