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ラ・テーヌ文化 ラテーヌぶんか

世界大百科事典 第2版の解説

ラテーヌぶんか【ラ・テーヌ文化】

ヨーロッパの鉄器時代文化。前5世紀,先行するハルシュタット文化の系譜を継いで,現在のフランス東部からライン川中流域,ドイツ南部に至る地域で始まり,その後広くヨーロッパ中部,西部地域に広がって,前1世紀まで存続した。1857年,鉄製の武器や装身具など多量の遺物が発見された,スイスヌシャテル湖北岸のラ・テーヌLa Tène遺跡によって命名された。ギリシアローマの古典時代作家の記録や,カエサルの《ガリア戦記》に登場するケルト人の残した文化とされている。

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世界大百科事典内のラ・テーヌ文化の言及

【ケルト美術】より

…ケルト美術は,ヨーロッパの第二鉄器時代に当たるラ・テーヌ期(前5~後1世紀)の美術を指し(ラ・テーヌ文化),地域によっては(アイルランド,グレート・ブリテン島など),その伝統がさらに8世紀あまり続いた。従来はケルト美術を中部ヨーロッパの第一鉄器文化(いわゆるハルシュタット文化,前12世紀~前6世紀)にまでさかのぼらせていたが,近年はハルシュタット美術とラ・テーヌ美術はごく限定された影響関係(技法,動物主題,陶器などについて)をもつにすぎないとされるようになった。…

※「ラ・テーヌ文化」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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