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リエンジニアリング りえんじにありんぐ

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

リエンジニアリング

業務・組織・戦略をゼロから根本的に再構築すること。時代遅れになったルールを破棄し、企業競争力の回復を図ること。1980年代のアメリカ産業界における「行き過ぎた分業」への反省から生まれた。業績の悪い部分を削って業績の良い部門に経営資材を集中させる「リストラ」に対して、「リエンジニアリング」は、既存の業務の流れを根本的に見直し、必要な機能だけに絞って業務を徹底的に再設計する極めて劇的で大胆な経営改善手法。従来の部分的な改革では実現できなかった大きな飛躍ができるほか、無駄の徹底的な排除をもたらす。

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知恵蔵の解説

リエンジニアリング

正確にはビジネス・リエンジニアリングという。ビジネス・プロセスの抜本的な変革と、新しいデザインにより飛躍的に業績向上を図る方法。事業構成の組み替えであるリストラクチャリングとは異なり、市場と分断化され専門化されたプロセスの個々の業務を、市場への対応関係にあるビジネス・プロセス全体の視点から再統合することで、情報技術に多くを負っている。

(高橋宏幸 中央大学教授 / 2007年)

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百科事典マイペディアの解説

リエンジニアリング

コスト,品質,サービス,スピードなどの面において劇的な改善を遂げるために,ビジネスのプロセスを根本的に考え直し,徹底的に変革すること。顧客の立場に立ち,組織や横断的なプロセス単位でとらえるなどして経営全体をゼロから見直し再設計することで,経営効率を高める手法。
→関連項目バーチャル・コーポレーション

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大辞林 第三版の解説

リエンジニアリング【reengineering】

1990年代、アメリカで企業経営の立て直し策として生まれた考え方。業務の流れや組織構造を抜本的に再構築することに重点をおく。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

リエンジニアリング
business process reengineering; BPR

時代に応じた事業再構築による競争力強化のため,業務・組織・戦略を総合的に見直すこと。リストラクチャリングが企業の事業構造を見直して事業の組み替えや経営のスリム化をはかることを意味するのに対して,リエンジニアリングは業務プロセスを根本的に見直して再構築したり,既存の経営改善手段を企業の特質に合わせ,業務全般から見直すところに大きな特徴がある。非効率的部分の削減に重きがおかれるリストラクチャリングに比べ,前向きで革新的な改革とされた。自動車産業,金融業など幅広い業種で導入された。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

リエンジニアリング
りえんじにありんぐ
business process re-engineering

企業を根本からかえる業務革新のこと。1980年代に「ひとり勝ち」した日本の先進的製造業からアメリカが学んだ「日本的経営」のアメリカ流解釈による経営手法でもある。企業の提供する品質、サービス、コスト、素早さなどの要素を、根本的、抜本的、劇的にプロセスからデザインし直すこと、とされる。情報技術もフルに活用して業務プロセスからムリ、ムダ、ムラを取り除き、迅速に顧客ニーズにこたえられる体制に脱皮する。[原 正輝]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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