リップル(その他表記)ripple

翻訳|ripple

共同通信ニュース用語解説 「リップル」の解説

リップル

米国のベンチャー企業「リップル」が発行する仮想通貨の通称で、正式名称は「XRP」。海外へ送金する際、円やドルなどをリップルに換金し、同社が開発した国際送金システムを利用すれば、通常の送金手続きに比べて関係する金融機関が少なく済むため、迅速な取引ができるほか、手数料も低額に抑えられるとされる。現状ではリップルで商品などを購入することはできず、主に投機を目的にインターネット上で売買されている。

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精選版 日本国語大辞典 「リップル」の意味・読み・例文・類語

リップル

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] ripple ) 主に綿・レーヨン地にさざ波型の凹凸を表わした平織物。夏向き布地の一つ。

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改訂新版 世界大百科事典 「リップル」の意味・わかりやすい解説

リップル
ripple

〈しぼ〉や〈しじら〉のある綿織物。リップルは一般にさざなみの意。苛性ソーダに触れると縮む木綿繊維の性質を利用し,苛性ソーダとのりと染料を混合して型捺染すると,染色と同時にしじらがあらわれる。たて縞状にすると,サッカーに似たしぼができる。柄によってクレープ捺染ともいう。軽くて洗濯がしやすく,アイロンの必要もないため,夏季婦人服子ども服などに用いられる。
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「リップル」の意味・わかりやすい解説

リップル
りっぷる
ripple

綿織物はカ性ソーダで収縮する性質があるので、防アルカリ剤を含む捺染糊(なっせんのり)で印捺した織物を、カ性ソーダ液中に通すことでできる、さざ波状表面凹凸のある綿またはレーヨン織物をいう。凹凸が大きいことから、肌との接触面積が少なく、しわになりにくいため、実用的な婦人子供の夏用衣服に使われる。

[並木 覚]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リップル」の意味・わかりやすい解説

リップル
ripple

木綿や化学繊維の布の表面にさざ波状の凹凸をつけた織物の一種。木綿の場合はカセイソーダ液で膨潤,収縮させる方法で,化学繊維の場合は加熱,収縮させる方法によってリップル状に加工する。立体感のある手ざわりがさらりとしており,ドレス,ブラウス,パジャマ,肌着,カーテン,ベッドカバーなどに利用される。

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百科事典マイペディア 「リップル」の意味・わかりやすい解説

リップル

布面に波状の縮れを表した綿織物。平織の布に粒状に糊(のり)をつけ苛性ソーダ液に浸して処理する。糊のつかない部分だけが縮むため波状になる。無地染,プリント染が多く,化繊,合繊もある。肌に密着せず,洗濯しやすく,アイロンも必要ないので夏の婦人・子ども服などにする。

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