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リューダース帯 リューダースたいLüders band

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

リューダース帯
リューダースたい
Lüders band

結晶の塑性変形 (→永久ひずみ ) において部分的に帯状に変形した領域が生じ,それが試料を伝わり,変形が進行する場合がある。この帯をリューダース帯と呼ぶ。この場合,明瞭な降伏点が現れる。α鉄などの多結晶の塑性変形などにみられる。これは転位結晶粒界を通過できずにたまり,その応力集中によって他の結晶粒の変形が進行することによって生じる。

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法則の辞典の解説

リューダース帯【Lüders band】

炭素や窒素などを含む鉄鋼を引張成形したときに表面に出現する帯状の微細なしわで,塑性変形がこの部分に集中して起こるためにみられる現象である.リューダース線*という用語の用いられる分野もある.

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大辞林 第三版の解説

リューダースたい【リューダース帯】

合金材料に張力または圧力を加えて変形させるとき、その表面に、力に対して斜めの方向に発生する皺しわの部分。プレス加工の際にみられ、材料内部の結晶構造の変化による。ストレッチャー-ストレイン。 → 降伏点

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