リンク(英語表記)link

翻訳|link

デジタル大辞泉 「リンク」の意味・読み・例文・類語

リンク(link)

[名](スル)
つなぐこと。連結すること。「円高と不景気とをリンクして考える」
鎖の輪。連鎖。
クランクなどの運動装置の棒。ふつう4本の長さの異なるリンクをピンで環状につなぎ、1本を固定する。
コンピューターの用語。複数のプログラムファイルを連結して一本化すること。
ヤードポンド法の長さの単位。1リンクは100分の1チェーンで、20.12センチ。米国・英国で測量に用いる。
ハイパーリンク」の略。「リンクを張る」「固定リンク
シンボリックリンク」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「リンク」の意味・読み・例文・類語

リンク

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] link )
  2. ( ━する ) 連結すること。関連づけること。また、関連。つながり。
    1. [初出の実例]「凡て大自然の法則とリンクしない倫理や法律やらは〈略〉死物である」(出典:日本人の良心(1949)〈正木ひろし〉倫理と論理)
  3. 鎖の輪。〔外来語辞典(1914)〕
  4. 機械装置に用いられる、両端に連結部分のある細長い剛性の棒。〔マイ・カー(1961)〕
  5. ヤード‐ポンド法の長さの単位の一つ。一リンクは二五分の一ロッド。百分の一チェーン、八千分の一マイル、約〇・二メートル。〔工学字彙(1886)〕
  6. リンクせい(━制)」の略。
  7. コンピュータの用語。複数のプログラムやファイルを連結すること。

リンク

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] rink ) アイススケート、またはローラースケートなどをするための設備をそなえた場所。スケート場。スケートリンク。
    1. [初出の実例]「リンクの中を燕のやうに飛んだり舞ったりしてる人々の弧線の中に」(出典:高尾ざんげ(1946)〈豊島与志雄〉)

リンク

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] links から ) 「ゴルフリンク」の略。
    1. [初出の実例]「なるほど、大島が見えるから、こちらのリンクは大島コースっていふんですよ」(出典:真理の春(1930)〈細田民樹〉島の噴煙)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

図書館情報学用語辞典 第5版 「リンク」の解説

リンク

(1)ある文献の主題概念を複数の索引語で表現したとき,それらの索引語間の統合的関係を明示するために付与される関係.文献の主題を構成する個々の概念のみを扱う索引語だけでは,概念間の関係までは扱えないため,これを補うために索引語に付与される.索引語間の適切な概念関係を明示的に指定することにより,検索精度をあげることを目的としている.(2)リンク(1)の記号表現,あるいは実際のシステムでリンクを処理するための記号的メカニズム.(3)ハイパーテキストにおいて,関連付けられたページとページの間のつながりのこと.ウェブでは,HTML文書中にアンカータグ〈a〉によって指示される.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

パソコンで困ったときに開く本 「リンク」の解説

リンク

ウェブページ上で、クリックすると別のページなどが表示されるように設定されている部分や機能のことです。
また、ウィンドウズで、あるデータを別のデータに貼り付ける方法のひとつとして「リンク」という機能があります。これはもとのデータを修正すると、貼り付けたデータも自動的に修正されるというものです。

出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本パソコンで困ったときに開く本について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「リンク」の解説

リンク

ある情報がほかの情報に結びついていたり、関連づけられていること。ネットワークでは、機器同士が接続していることを指し、Webページでは単語や画像がほかの情報に関連づけられていることを指す。また、プログラムをコンパイルするときに、外部のライブラリーなどを取り込むこともリンクという。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

知恵蔵 「リンク」の解説

リンク

ウェブサイトにおいて、ページ内の語や絵をクリックすると指定されたURLの情報を呼び出す仕組みのこと。別のページへの切り替えやファイルのダウンロードなどに利用される。別々の情報が仮想的につながっている(リンクしている)様から名付けられた。

(斎藤幾郎 ライター / 西田宗千佳 フリージャーナリスト / 2008年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

デジタル大辞泉プラス 「リンク」の解説

リンク

任天堂ゲームゼルダ伝説」シリーズに登場する主人公、またそのデフォルトネーム(ゲームの初期設定段階でつけられている名前)。剣と盾で武装した青年(または少年)。作品によって姿形は若干異なる。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

IT用語がわかる辞典 「リンク」の解説

リンク【link】

「ハイパーリンク」の略。⇒ハイパーリンク

出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報

DBM用語辞典 「リンク」の解説

リンク【link】

ハイパーテキスト文書の構成要素の1つ。マウスでクリックすることで、他の文書、あるいは表示中の文書内の別のセクションへユーザを導く。

出典 (株)ジェリコ・コンサルティングDBM用語辞典について 情報

ホームページ制作用語集 「リンク」の解説

リンク

クリックするとそれぞれの項目やページに移動する位置情報。関連するサイトに移動することができるようになっている。

出典 (株)ネットプロホームページ制作用語集について 情報

とっさの日本語便利帳 「リンク」の解説

リンク

ウエブの中で、クリックすると他のページに飛ぶ仕組み。別々のページが仮想的につながっている様からつけられた。

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

世界大百科事典(旧版)内のリンクの言及

【スケート】より

…靴底の金具はブレードblade(滑身)といい,縦に細長く,これが滑走の土台となっている。スケートをする場所はリンクrinkと呼ぶ。スケート競技としては,スピードスケート,フィギュアスケート,アイスホッケーの3種類がある。…

【リンク装置】より

…ミシンの踏板の動きが針に伝えられて針に上下運動をさせたり,自転車のブレーキレバーの動きがブレーキシューやブレーキ帯の動きに伝えられるのも,すべてこのような剛体(細長い棒の形が多い)が連結された機構の利用によるものである。この例のように,数個の剛体を回転自在のピンで結合して,各部分の動きと位置が一義的に決まるような運動(これを拘束された相対運動という)を行うようにした機構を一般にリンク装置またはリンク機構といい,その構成要素をリンクあるいは節と呼ぶ。リンクは引張力および圧縮力のいずれに対しても剛性をもっており,運動の伝達はかなり自由な方向に行うことができ,結合部の摩擦を小さくすることも比較的容易であるため,伝える力の大きさに比べ全体の構造が軽くなる。…

※「リンク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android