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ル・ボン ル・ボン Le Bon, Gustave

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ル・ボン
ル・ボン
Le Bon, Gustave

[生]1841.5.7. ノジャンルルトルー
[没]1931.12.15. パリ
フランス思想家社会心理学者。医学を修めたが,のち外交官に転じ,民族の文化,精神的特性に関心をもち,さらに群集心理の研究に従事。群集心理の非合理性およびその個人に及ぼす強圧性を認め,さらに国民,議会制度,革命などにまで考察を広げた。

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百科事典マイペディアの解説

ル・ボン

フランスの社会心理学者。群集心理学を社会心理学の一分野として確立した功労者。初め医師として出発,インド文化の研究などを経た後,1895年《群集心理》を著して群集の非合理性などを指摘した。
→関連項目群集公衆

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ル・ボン
るぼん
Gustave Le Bon
(1841―1931)

フランスの社会心理学者。医学博士。博識多才で、広範な学問分野で活躍したが、『民族進化の心理法則』(1894)、『群集心理』(1895)、『フランス革命と革命の心理』(1912)などの社会心理学上の業績が彼の名を不朽ならしめた。彼は、ヨーロッパにおける産業革命以後の急激な社会変動の局面を「群集の時代」の到来として特徴づけ、群集が、「少数の知的貴族」によって創造され担われてきた文明を破壊するのではないかとの危機感を強烈に抱いた。したがって、彼の群集とは基本的に、道徳的にも知的にも感情的にも低劣な人々の集合体であったといってよい。もっとも、「道徳的群集」の存在をも認め、群集をかならずしも全面的に蔑視(べっし)していたわけではなかったが、彼の群集観の根底に、貴族主義的批判が厳然と横たわっていたことは否定できない。群集概念の不当な拡大や群集心理の実体化など、批判すべき点が今日少なくないとしても、群集心理の現象を社会心理学の研究分野として確立し、社会心理学の有力な源流たらしめたことは、彼の大きな功績である。[岡田直之]
『桜井成夫訳『群衆心理』(角川文庫)』

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