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レクリエーション recreation

翻訳|recreation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

レクリエーション
recreation

主として自由時間に行われる自発的,創造的な人間活動をいう。楽しみとして行われるもので,実益性をもたない活動とされるが,レジャーと異なり,個人の健康を害したり,反社会的とみなされたりする活動は含まれない。スポーツ,音楽,手芸,工芸,文芸,自然探求,演劇,舞踊,社交的行事などさまざまな活動がある。 1947年第1回全国レクリエーション大会の開催と,日本レクリエーション協議会 (現日本レクリエーション協会 ) の発足により一般化への契機を得,70年頃からレジャーと混同されながら普及,その領域はリゾートライフ,マリンレジャー,ゴルフなど多方面に広がっている。

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デジタル大辞泉の解説

レクリエーション(recreation)

《「リクリエーション」「レクレーション」とも》仕事・勉学などの肉体的・精神的疲労をいやし、元気を回復するために休養をとったり娯楽を行ったりすること。また、その休養や娯楽。

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百科事典マイペディアの解説

レクリエーション

仕事や勉強などの日常生活の疲れをいやすための休養や気晴らし,または娯楽のこと。re-create,つまり再創造,壊れたものが作りなおされること,人が病気から回復すること,課業の疲労をいやして元気を取り戻すという意味がある。

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世界大百科事典 第2版の解説

レクリエーション【recreation】

仕事や勉強の疲れをいやすための休養や気晴し。またそのために行われるさまざまな活動。語源はラテン語のrecreāreで,再創造,壊れたものがつくり直されること,人が病気から回復すること,課業の疲労をいやして元気を取り戻すという意味がある。日本では,明治以来この語を翻訳する試みが行われ,初期には〈復造力〉という直訳が現れたが,その後は休養,娯楽,保養,遊戯などの語が当てられてきた。また昭和になってレクリエーション・ムーブメントの訳語に〈厚生運動〉ということばが選ばれた。

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大辞林 第三版の解説

レクリエーション【recreation】

仕事や勉強の疲れを癒やし、元気を回復するために行う娯楽。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

レクリエーション
れくりえーしょん
recreation

仕事などの拘束あるいは強制によって緊張し疲れた肉体と精神を回復させ、新たなエネルギーを生み出すために、余暇(レジャー)を利用して行われる活動全体をいう。したがってレクリエーションは、余暇や娯楽と密接につながる性格をもっているが、余暇が広い意味で心身の非拘束状況をさし、娯楽が楽しむための手段ないし楽しむ行為そのものをいうのに対して、レクリエーションは、肉体と精神のリフレッシュという目的ないし意味づけを重視する考え方である。わが国でレクリエーションということばが一般化し、認識が深まったのは、第二次世界大戦後のことである。1938年(昭和13)設立の日本厚生協会が48年(昭和23)財団法人日本レクリエーション協会と名称を変更し、レクリエーション活動の発展を目ざした。[田村穣生]

内容と分類

具体的なレクリエーションの形態が、鑑賞、創作、演奏・演技、各種の手すさび、社交・交際、ゲーム、ギャンブル、スポーツ、祭りなどのイベント、旅行といったいわゆる大衆娯楽と重なるのは当然のことであり、これらの娯楽活動を、心身のリフレッシュという明確な意図の下に行ったときに、これがレクリエーションとして位置づけられることになる。レクリエーションをさらに多角的にとらえる場合には、活動が個人で行われたか集団で行われたか、その集団はどのような性格の集団であったか、自発的な参加であったか、いかなる効用があったかなど、いろいろな問題が派生してくる。
 現代社会には、レクリエーションとして利用されるか否かとは関係なく、さまざまな娯楽手段がある。レジャー産業が提供するサービスや施設、官公庁・自治体など公的な主体が提供するサービスや施設、地域の有志やボランティアによるある種のサービス、そして企業が自ら雇用する勤労者のために提供するサービスや施設など、多種多彩である。このようななかで、現代日本のレクリエーションが今後どのような方向へ進んでいくかということは、日常的に拘束と強制を強く受ける勤労者の動向をみることによって、ある程度読み取ることができる。
 かつて、仕事も遊びも家庭生活も、すべてがコミュニティ中心に行われていた時代には、レクリエーションもまたコミュニティ中心であった。しかし、近代産業社会が発達してくると、勤労者の生活は全面的に企業に依存するようになる。とくにわが国の企業は終身雇用制をとり、企業一家主義的色彩が濃厚であったために、企業経営の見地からも従業員のレクリエーション対策は重要な課題であり、企業自らの手で従業員やその家族に対してレクリエーションの機会を提供することが多かった。また、従業員が個人的にレクリエーションを行う場合にも、いっしょに行動する人々は結局、会社の同僚、先輩・後輩などになることが多く、ここにも企業という存在が大きく影を落としていた。[田村穣生]

最近の動向

しかし、時代とともに勤労者の意識も変化して、従業員の企業密着の意識は徐々に弱まりつつあり、私的生活の諸活動には、会社の同僚などを排して、家族や地域の人々、あるいは学校時代の友人や同好の士といった私的グループを中心とする傾向が強まってきた。そしてレクリエーションの手段も、一般向けレジャー産業のサービスを利用することが多くなり、また一方で、地域におけるいろいろな活動に参加する人も増えてきている。このような動向は、基本的には、個別企業の従業員としてのレクリエーションから私的な市民としてのレクリエーションへのウェイトの移動であり、日本人の意識変化に伴って、この傾向がますます強くなるものと考えられる。[田村穣生]
『日本レクリエーション協会編『レクリエーション大系』全三巻(1975~77・不昧堂出版) ▽高橋和敏編著『レクリエーション概論』(1980・不昧堂出版) ▽日本レクリエーション協会編・刊『レクリエーション指導の理論』(1982) ▽石川弘義編著『余暇の戦後史』(1979・東京書籍)』

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