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レーウィット レーウィット Löwith, Karl

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

レーウィット
レーウィット
Löwith, Karl

[生]1897.1.9. ミュンヘン
[没]1973.5.24. ハイデルベルク
ドイツの哲学者。 1928年マールブルク大学講師。 35年ナチスに大学を追われ,36年来日して東北大学講師。 41年アメリカに渡って教壇にたち,52年帰国してハイデルベルク大学教授。フッサールハイデガーの影響を受け,実存哲学の研究,現代思想の歴史的考察に貢献。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典 第2版の解説

レーウィット【Karl Löwith】

1897‐1973
ドイツのユダヤ系哲学者。1936‐41年にはナチスを逃れて東北帝国大学で教えたのち,アメリカ生活を経て52年以来ハイデルベルク大学教授。ハイデッガー歴史主義批判から出発したが,超越的存在と連続的時間概念にもとづく歴史哲学が相互に支えあうヨーロッパ思想の中で,生成の全体における人間の〈自然な〉位置が誤解されていると主張し,ニーチェにも依拠しつつ,古代的自然観の意義を説いた。また19世紀思想史としての《ヘーゲルからニーチェへ》(1941)はこの分野での先駆的仕事であり,名著といえる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

レーウィット
れーうぃっと
Karl Lwith
(1897―1973)

ドイツの哲学者。ミュンヘンに生まれる。フライブルク大学でハイデッガーに学ぶ。マールブルク大学講師時代にナチスのユダヤ人圧迫にあって日本の東北大学に移り(1936~1941)、さらにアメリカに亡命したが、第二次世界大戦後帰国、ハイデルベルク大学教授となった。ハイデッガーの現存在分析を人間の共同存在分析に適用した『役割のなかの個人』や、19世紀ドイツ精神史である『ヘーゲルからニーチェへ』などの著作がある。ハイデッガーの後期の思想には批判的であり、またキリスト教に由来する歴史主義の思想を退け、ギリシア的自然を強調して、多くの論議をよんだ。[宇都宮芳明]
『柴田治三郎訳『ヘーゲルからニーチェへ』(1952、1953・岩波書店)』

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