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ロスチャイルド ロスチャイルドRothschild

翻訳|Rothschild

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ロスチャイルド
Rothschild

ヨーロッパ最大のユダヤ系銀行家の家柄。古くフランクフルトアムマインのゲットーに住んでいたが,マイヤー・アンセルム・ロスチャイルド (1743~1812) が全ヨーロッパに支店をもつ金融業を樹立。その息子たちがそれぞれ支店長となってフランクフルト,ウィーンロンドン,パリ,ナポリに定住した。ロンドン家は,ナポレオン戦争中に巨万の富を築き,ヨーロッパ各国の多額の公債を引受けた。フランクフルト本家はプロシアバイエルンの金融界の有力者となり,ウィーン家はメッテルニヒと,パリ家はフランス王室と,それぞれ財政上深い関係を結んだ。このうち最も成功したのはロンドン家で,ユダヤ人として最初のイギリス下院議員を出し,ユダヤ人として最初の貴族に列せられ,イギリス在住ユダヤ人の世俗的首領と考えられている。 1917年 11月2日のバルフォア宣言も同家にあてて発せられ,イスラエル建国にあたってパリ家が財政的援助を与えた。

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