ロンネ棚氷(読み)ロンネたなごおり(英語表記)Ronne Ice Shelf

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ロンネ棚氷
ロンネたなごおり
Ronne Ice Shelf

南極大陸沿岸,ウェッデル海奥を占める棚氷。総面積約 40万km2。ロス棚氷に次いで世界第2位の広さ。従来フィルヒナー棚氷と一括して呼ばれていたところのうち,バークナー島と,南極半島の基部東側までの間の部分をロンネ棚氷と呼ぶようになった。1947~48年に行なわれたアメリカ合衆国のフィン・ロンネ南極探検隊の広範な調査にちなんで命名。

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デジタル大辞泉の解説

ロンネ‐たなごおり〔‐たなごほり〕【ロンネ棚氷】

Ronne Ice Shelf》南極のウェッデル海に張り出した棚氷。南緯78度30分、西経61度を中心とする。バークナー島を境に、東側がフィルヒナー棚氷、西側がロンネ棚氷であり、二つ併せてフィルヒナーロンネ棚氷ともいう。1947年、米国のフィン=ロンネが航空機からの観測により発見。1957年から1958年にかけての国際地球観測年において、米国のエルズワース基地が設置された。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ロンネ棚氷
ろんねたなごおり
Ronne Ice Shelf

南極、ウェッデル海西部に張り出している南緯78度30分、西経61度を中心とする棚氷。面積約36万平方キロメートル。西は南極半島に接し、東はバークナー島を経てフィルヒナー棚氷に接する。1947年末にアメリカのフィン・ロンネが機上から発見し、棚氷の部分を空中写真の撮影者にちなみラシスター棚氷と命名、南部の氷に覆われた陸地と思われる地域をともに越冬した妻エディスにちなみエディス・ロンネ・ランドEdith Ronne Landと命名した。1957~1958年の国際地球観測年以後の調査で、棚氷はロンネが考えていたより南へ延びていたことが判明、アメリカの南極地名委員会はこれをロンネ棚氷と改名した。[楠 宏]

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