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ロンバルディア同盟(読み)ロンバルディアどうめい(英語表記)Lega Lombardo; Lombardischer Städtebund

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ロンバルディア同盟
ロンバルディアどうめい
Lega Lombardo; Lombardischer Städtebund

神聖ローマ皇帝フリードリヒ1世 (赤髯王) の帝権伸長の意図に対抗して,ロンバルディアの諸都市が自治権防衛のために結成した都市同盟。フリードリヒ1世は 1154年以来コムーネに侵害されてきた皇帝特権の回復を目指し,たびたびイタリア遠征を敢行した。これに対して諸都市はその脅威を解消するため,まずベネチアが諸都市に呼びかけ,64年ベロナ同盟を結成。次いで 67年皇帝の第4次遠征に際して,ロンバルディアの諸都市が第2の同盟を結成し,2つの同盟を合体してロンバルディア同盟とした。フリードリヒ1世と対立していたローマ教皇アレクサンデル3世の支援も受け,76年レニャーノの戦いで皇帝軍に勝利を収め,83年コンスタンツの和議で皇帝の形式的宗主権を認める代りに,諸都市の自治権を回復することに成功した。 1226年に再結成されて皇帝フリードリヒ2世と対抗したが,同盟諸都市間の利害は複雑で内部的連帯は必ずしも強固ではなかった。

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大辞林 第三版の解説

ロンバルディアどうめい【ロンバルディア同盟】

一二~一三世紀に神聖ローマ皇帝のイタリア支配に対抗して結成された北イタリア諸都市の二度にわたる同盟。皇帝権の衰退やイタリア都市国家分立の契機となった。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ロンバルディア同盟
ろんばるでぃあどうめい

12、13世紀イタリアの、ロンバルディアLombardia地方の主要都市が、ドイツのフリードリヒ1世および同2世の強力な支配政策に対抗して、共同防衛のために2回結成した大同盟。最初の同盟は、ローマ教皇の仲介で1167年に16の都市によって結成された。同盟のシンボルとして重要防衛拠点に新都市を建設し、教皇の名をとってそこをアレッサンドリアAlessandriaと命名した。73年には31都市に膨張。76年に同盟軍がレニャーノの戦いで皇帝軍を破った。第2回目は、1226年19の都市および伯によって結成された。最初軍事的に敗北したが、のちにミラノ等の都市が抵抗して勝利を得た。この結果、一応皇帝の宗主権は認められたが、実質的に帝権は後退し、都市の自治が確立し、各地に領域的都市国家群が形成された。[佐藤眞典]

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