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ロータル Lothal

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世界大百科事典 第2版の解説

ロータル【Lothal】

インドのグジャラート州アフマダーバード南方80kmにあるインダス文明都市期の主要遺跡。サバルマティー川に沿って位置する。南北に長い不等辺四辺形の平面を呈し(南辺は約100m),日乾煉瓦を積んだ40~50m幅の厚い市壁をもつ。城塞と考えられる部分が市内の南東隅につくられ,モヘンジョ・ダロハラッパーカーリーバンガンと異なった都市プランをもつ。城塞は井戸と並列する沐浴室と排水溝をそなえ,これと市壁とで囲まれた一角に穀物倉があった。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

デジタル大辞泉の解説

ロータル(Lothal)

インド西部、グジャラート州にあるインダス文明の都城遺跡。アーメダバードの南約80キロメートル、サバルマティー川沿いに位置する。日干し煉瓦(れんが)を積んだ城壁に囲まれ、工房、倉庫、沐浴場、井戸などの遺構がある。

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世界大百科事典内のロータルの言及

【インダス文明】より

… この農耕形態と再生増殖に対する祈願信仰とは密接に結びつき,樹神,動物神,川の女神などの信仰,水による潔斎や供犠などの祭儀,水と火を使った祭儀がおこなわれた。モヘンジョ・ダロやロータルにみられる大穀物倉は,都市へ運ばれる農産物の収蔵といった社会経済上の意義のほかに,このような信仰のセンターとして宗教上の意義もあり,都市において祭儀をとりおこなう祭司に都市運営の実権があったことが推測される。
[起源と衰退の要因]
 都市が前2300年ごろのこの地域にすでに存在していたことは,編年の確立しているメソポタミア古代の地層で出土したインダス文明の遺物から判明する。…

【グジャラート[州]】より

…湿潤から乾燥への漸移地帯に位置し,年降水量は東部沖積平野南端では1700mmであるが,西の大カッチ湿地では300mm以下となる。 サバルマティ河口のロータルからはインダス文明に属する都市遺跡が発見され,当時すでにメソポタミアとの交易が行われていた。インドの西方への門戸かつデリー方面への交通路の起点というこの地方の性格は,以後,遠距離交易を重要な経済活動たらしめるとともに,8世紀にはイスラム勢力,また15~16世紀にはポルトガル・イギリス勢力のいち早い侵入を招く契機となった。…

※「ロータル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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