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ワルザー ワルザー Walser, Martin

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ワルザー
ワルザー
Walser, Martin

[生]1927.3.24. ボーデン湖畔,ワッサーブルク
ドイツの小説家。第2次世界大戦に従軍,復員してのち大学に入り,創作を始める。 1955年に「47年グループ賞」受賞。カフカばりの短編集『家の上の飛行機』 Ein Flugzeug über dem Haus (1955) 以来,一貫して社会批判の作品を発表。

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ワルザー
ワルザー
Walser, Robert

[生]1878.4.15. ビエル
[没]1956.12.25. ヘリザウ
スイスの詩人,小説家。さまざまな職業を経たのち,ベルリンで作家生活に入る。 1933年から終生精神病院で過す。印象主義的な細密描写を通して,幼児的夢想,無能者的敬虔に漂う繊細な感情を,ロマンアイロニーを交えて表わした文章は,カフカをはじめとして賛美者が多い。

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百科事典マイペディアの解説

ワルザー

ドイツの作家。〈47年グループ〉の一員。《ハーフタイム》(1960年),《一角獣》などの長編で現代社会を総体的にとらえる手法の実験に意欲を示す一方,《かしの木とアンゴラ兎》(1962年),《黒鳥》などの戯曲でナチスを支えた体制と現在の社会の構造的連続を究明している。

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世界大百科事典 第2版の解説

ワルザー【Martin Walser】

1927‐
ドイツの小説家,劇作家。第2次世界大戦に学徒動員され捕虜となった。カフカ論《ある形式の記述》(1951)で学位をとる。カフカやブレヒトを批判的に継承し,自己意識を社会批判に結びつける。《フィリップスブルクの結婚》(1957),三部作《ハーフタイム》《一角獣》《転落》(1960‐73),《愛の彼方》(1976),《逃げる馬》(1978),《心のはたらき》(1980)などの小説のほかに《かしの木とアンゴラ兎》(1962),《室内のたたかい》(1967)など戯曲多数がある。

ワルザー【Robert Walser】

1878‐1956
スイスの詩人,小説家。ベルン州のビエルに生まれる。俳優を志すが挫折し,保険会社,銀行などの職場を転々としながらむしろ放浪生活のなかで詩作に従事。1898年ベルンの新聞に初めて詩が載る。1904年散文集《フリッツ・コッファーの作文》刊行。翌年ベルリンに移住,一時召使の職につく。ベルリン時代に《タンナーきょうだい》(1907),《助手》(1908),《ヤーコプ・フォン・グンテン》(1909)の自伝的長編を刊行。

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