デジタル大辞泉 「一巡り」の意味・読み・例文・類語 ひと‐めぐり【一巡り/一▽周り】 [名](スル)1 一度回ってもとに戻ること。ひとまわり。「公園を―する」2 一周忌。一回忌。「けふは、なほ―にあたれりといふを聞きて」〈泊船集〉[補説]作品名別項。→ひとめぐり[類語]回る・巡る・回る・巡る・経巡る・渡り歩く・巡回・巡行・遍歴・回転・旋回・回す・巡らす・一巡・一回り・一周・半周・周回・転回 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「一巡り」の意味・読み・例文・類語 ひと‐めぐり【一巡・一周】 〘 名詞 〙① 一度回ってもとに戻ること。一まわりすること。[初出の実例]「秋ふかき木の葉の色にまつ時雨一めくりせば山おろしのかぜ」(出典:広本拾玉集(1346))② 一周忌。一回忌。[初出の実例]「長月の比ひとめぐりにあたり侍りけるに」(出典:続千載和歌集(1320)哀傷・二〇五〇・詞書)③ =ひとまわり(一回)③[初出の実例]「十二年は陰陽之一周(メクリ)也」(出典:清原国賢書写本荘子抄(1530)五)④ =ひとまわり(一回)⑥[初出の実例]「さかづき持出たり。よのつねに一めぐりもおほきに見えて」(出典:俳諧・更科紀行(1688‐89)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例