一巡・一周(読み)ひとめぐり

精選版 日本国語大辞典 「一巡・一周」の意味・読み・例文・類語

ひと‐めぐり【一巡・一周】

〘名〙
① 一度回ってもとに戻ること。一まわりすること。
※広本拾玉集(1346)「秋ふかき木の葉の色にまつ時雨一めくりせば山おろしのかぜ」
※続千載(1320)哀傷・二〇五〇・詞書長月の比ひとめぐりにあたり侍りけるに」
※清原国賢書写本荘子抄(1530)五「十二年は陰陽之一周(メクリ)也」
※俳諧・更科紀行(1688‐89)「さかづき持出たり。よのつねに一めぐりもおほきに見えて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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