河東碧梧桐(かわひがしへきごとう)の紀行文。1910年(明治43)金尾文淵堂刊。1906年夏、東京出発、東北・北海道方面を巡り、翌年冬いったん帰京、その紀行文が本書である。著者の新傾向俳句運動の展開、各地での俳三昧(ざんまい)や著者の俳論がうかがわれるとともに、各地の文化、風土の観察が興趣をそそる。また、09年春から中部・山陰地方を遍歴した紀行が『続三千里』上巻(1914刊)であり、九州、沖縄、四国、山陽、近畿、東海道を経て11年帰京するまでの紀行は講談社版『続三千里』に所収されている。
[伊澤元美]
『『三千里』上下(1973・講談社)』▽『『続三千里』上中下(1974・講談社)』
新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...