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三島弥彦 みしまやひこ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

三島弥彦
みしまやひこ

[生]1886. 東京
[没]1954.2.1. 東京
陸上競技選手。東京帝国大学卒業。 1911年 11月羽田で開催された第5回オリンピック派遣選手選考会で 100m,400m,800mに優勝。翌 1912年に開かれたストックホルム・オリンピック競技大会に,マラソンの金栗四三とともに日本最初のオリンピック代表選手として参加した。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

三島弥彦 みしま-やひこ

1886-1954 明治時代の陸上競技選手。
明治19年生まれ。44年大日本体育協会主催の五輪予選会で100,400,800mに優勝。翌年のストックホルム五輪に,金栗四三(かなぐり-しぞう)とともに日本人としてはじめて参加した。のち横浜正金銀行に勤務。昭和29年2月1日死去。68歳。東京出身。東京帝大卒。

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世界大百科事典 第2版の解説

みしまやひこ【三島弥彦】

1886‐1954(明治19‐昭和29)
陸上競技選手。東京出身。東京帝大法科卒。1911年結成されたばかりの大日本体育協会によるオリンピック派遣選手予選競技大会に参加。100m,400m,800m競走で優勝し,翌12年ストックホルムで開催された第5回オリンピック大会に,マラソンの金栗四三とともに日本最初の代表として参加した。予選失格あるいは棄権の成績だったが,国際スポーツの舞台に進出していく契機となった。のち横浜正金銀行ニューヨーク支店支配人をつとめた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

三島弥彦
みしまやひこ
(1886―1954)

日本人初のオリンピック参加選手。東京生まれ。学習院から東京帝国大学を卒業。学生時代から万能選手として鳴らした。とくに陸上の短距離は得意で、1912年(明治45)の第5回オリンピック・ストックホルム大会にマラソンの金栗四三(かなぐりしぞう)と2人で、日本人として初のオリンピック参加選手となった。100、200、400メートルに出場したが、いずれも予選通過程度で終わった。このときの入場式にプラカードがあることを知らず、2人で相談の結果、国名をNIPPONとして入場行進した。NIPPONはこれ一度だけで以後はJAPANとなっている。学者肌でひげを生やしており、ストックホルムでもひげをだいじに手入れしていたという。[石井恒男]

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