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三枝祭 さいぐさまつり

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大辞林 第三版の解説

さいぐさまつり【三枝祭】

奈良市の率川いさかわ神社(大神おおみわ神社の摂社)の祭り。6月17日に行われ、三枝の花をつけたヤマユリを供える。百合ゆり祭。さえぐさまつり。

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世界大百科事典 第2版の解説

さいぐさのまつり【三枝祭】

古代律令祭祀の一つで,孟夏(陰暦4月)の祭。当時の令の解説書《令義解》によれば,〈率川社(いさがわのやしろ)の祭なり。三枝花を以て,酒罇(みか)に飾りて祭る。故に三枝という〉という。《延喜式》の四時祭の規定では,小祀とされた。三枝花は,その枝が三岐に分かれるところからの命名で,一説に百合花という。率川社(率川神社)は,奈良県桜井市に鎮座する大神(おおみわ)神社の摂社で,奈良市内にまつる。この祭は,平安末ごろには衰退したものと思われ,《公事根源》では,2月と11月の項に率川祭が記され,三枝祭との混同さえうかがえる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

三枝祭
さいくさのまつり

大神(おおみわ)神社の摂社率川(いさがわ)神社(奈良市本子守町)で毎年6月17日に行われる祭儀。一名百合(ゆり)祭。神祇令(じんぎりょう)にも記され、起源の古い祭儀であるが、平安中期以降廃絶、明治年間に復興した。本社のある三輪(みわ)山に咲いたユリの花(三枝の花)で酒樽(さかだる)を飾り、献ずることから、この祭名となったという。[鎌田純一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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