三菱マテリアル(読み)みつびしマテリアル(英語表記)MITSUBISHI MATERIALS CORPORATION

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「三菱マテリアル」の意味・わかりやすい解説

三菱マテリアル
みつびしマテリアル
MITSUBISHI MATERIALS CORPORATION

三菱グループの総合非鉄金属会社。1950年過度経済力集中排除法の適用を受け,三菱鉱業(1918設立)の金属部門を分離して太平鉱業を設立。1952年三菱金属鉱業に社名変更。1954年三菱セメントを設立し,セメント事業に進出。1973年三菱鉱業,三菱セメント,豊国セメントの 3社が合併し,三菱鉱業セメント発足。同年三菱金属鉱業を三菱金属に社名変更。1990年に三菱金属と三菱鉱業セメントが合併して新発足し現社名となる。1998年宇部興産とセメントの共販会社を設立。2000年神戸製鋼の工具子会社を買収。2002年住友金属工業とシリコンウエハ事業の共同会社を設立。再利用技術の開発や新素材の研究開発を進めている。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「三菱マテリアル」の解説

三菱マテリアル

正式社名「三菱マテリアル株式会社」。英文社名「MITSUBISHI MATERIALS CORPORATION」。非鉄金属工業。平成2年(1990)「三菱金属株式会社」と「三菱鉱業セメント株式会社」が合併し設立。本社は東京都千代田区大手町。総合材料メーカー。セメント製造、非鉄金属精錬・加工を行う。大正7年(1918)設立の「三菱鉱業株式会社」を前身とする。東京証券取引所第1部上場。証券コード5711。

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